シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10952242-056 

△特別支援と福祉の教育-56
Welfare and Special Education-56
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  空閑 浩人 坂井 美惠子

<概要/Course Content Summary>

障がいのある子どもや障がいはないが特別の教育的ニーズのある子どもたちが,学校現場にたくさんいます。大学入学までの間,このような人たちと出会ったり,共に何か活動をしたことのある人は多くありません。これからの学校教員には,様々な環境や考え方で育ってきた子どもたちへの理解や対応など,自らの育ちとは異なる人たちへの理解が不可欠となっています。  
本講義は,特別の支援が必要とされる人たちの生活やコミュニケーション,かかわり方などの学習をとおして,教師として必要な知識の理解を図ります。  
なお,本講義は,「介護等体験」に行く前年度末までに修得すべき要件科目として位置づけられています。 

<到達目標/Goals,Aims>

①特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の学習上又は生活上の困難について理解する。 
②特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の教育的ニーズに対する必要な知識や支援方法を理解する 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) オリエンテーション・学校現場の現状 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) ICF(国際生活機能分類)の理解と活用(発達障がい) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 障がいはないが特別の教育的ニーズのある子どもの理解 (貧困) 空閑・坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 障がいはないが特別の教育的ニーズのある子どもの支援の実際(貧困支援) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 日本語使用の難しい子どもの支援(外国籍の子ども) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) バイリンガルの子どもの言語発達(外国籍の子ども) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成, 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 「障がい」を考える(1)見え方に困難のある子ども(視覚障がい) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 「障がい」を考える(2)知的な障がいのある子ども(知的障がい) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 理解するということ(学習障がい) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 特別支援学校・学級・通級による指導(言語・構音障がい) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) バリアフリー,ユニバーサルデザインについて(肢体不自由) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 障がい理解授業・福祉授業を考える(聴覚障がい) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 教育・医療・福祉・行政の連携(病弱) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 保護者理解(重複障がい) 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成,課題レポート用書籍・文献の精読 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 学習内容の振り返り 坂井  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録シートの作成, 

受講生の学びの状況,学校教育に関する社会情勢の変化により授業計画を変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

授業ごとの小レポート  60%  授業中に指示した課題に取り組めているか,記録シートの作成状況等を評価する。 
グループ作業の成果など  30%  小レポートに,講義内容を理解のうえ,自分の考え等を的確に表現できているかを評価する。 
期末レポート  10%  講義内容の理解度を評価する。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
32 56.3 18.8 3.1 6.3 15.6 0.0 2.9 *

<テキスト/Textbook>

中瀬浩一,井上智義  『特別の教育的ニーズがある子どもの理解』 (樹村房、2018)

 

<参考文献/Reference Book>

現代教師養成研究会  『教師をめざす人の介護等体験ハンドブック』五訂版 (大修館書店、2020)ISBN:9784469268768 
 

<備考/Remarks>

今年度はオンライン授業となったので,グループワークを取り入れることが難しくなった。 
ついては,事前学修課題などでの質問事項に回答し,Q&Aという形で全体共有する。 
レポート及び授業後記録の提出で出席確認を行うので注意すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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