シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△言語教育文化論(2)
Language, Education and Culture(2)
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  奥井 遼

<概要/Course Content Summary>

【授業方法】 
Zoomによるライブ授業と,オンライン教材による自習を隔週で組み合わせながら授業を進めます。Zoomについては発言・チャットの書き込みなどができる状態で参加するのが望ましいですが,特段の事情がある場合,事前にお申し出いただければ視聴のみの参加を認めることがあります。 
 
【概要】 
「言語教育文化論」は,教育文化における「言語」の働きを,人類学・心理学・哲学などの枠組みを手がかりに理解し,その可能性に目を開くことを目指す。講義形式ではあるが,受講者の経験・興味・アイディアを適宜取り入れながら進める。「言語教育文化論(2)」では,教育文化の細部を具体的に把握するための実践的思考を学ぶ。一口に「言語」といっても,教育文化を支える言語事例は奥深い(制度化・文字化されうる言語のみならず,文字化不可能な身振り,あるいは沈黙なども重要である)。そこで,オラリティ,ハビトゥス,言語の発達,わざ言語などのトピックを掘り下げることで,言語の働きについて理解し,教育文化の面白さに出会うことを目指す。

<到達目標/Goals,Aims>

(1)教育文化における言語の働きに精通し,具体的に説明することができる。 
(2)言語現象に関する人類学的・心理学的・哲学的アプローチを身につける。 
(3)自らの思考の枠組み・習慣を客観視し,他者と共有することができる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) イントロダクション  (授業時間外の学習/ Assignments) ライブ配信を踏まえたコメント 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オラリティ(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) オンライン教材による自習,小レポート 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オラリティ(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) ライブ配信を踏まえたコメント 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ハビトゥス(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) オンライン教材による自習,小レポート 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ハビトゥス(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) ライブ配信を踏まえたコメント 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 子どもの発達(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) オンライン教材による自習,小レポート 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 子どもの発達(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) ライブ配信を踏まえたコメント 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ことばの発達(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) オンライン教材による自習,小レポート 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ことばの発達(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) ライブ配信を踏まえたコメント 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 哲学とアート(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) オンライン教材による自習,小レポート 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 哲学とアート(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) ライブ配信を踏まえたコメント 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) わざ言語(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) オンライン教材による自習,小レポート 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) わざ言語(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) ライブ配信を踏まえたコメント 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 経験とことば(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) オンライン教材による自習,小レポート 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 経験とことば(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) ライブ配信を踏まえたコメント 

受講者の習熟度や熱意に合わせて,授業計画を変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(クラス参加,チャット・リアクションの質)  20%  リアルタイム授業に参加できる場合,発言・チャット等を通じたリアクションの質 
コメントシート,小レポート  40%  考察・記述が独創的でよく練られているかどうか 
期末レポート試験・論文  40%  授業内容に関わるテーマの期末レポートを課す 

小レポート,期末試験ともに,自身の問題関心に根ざした(自分にしか書けない)論述を求める。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
85 22.4 28.2 25.9 8.2 15.3 0.0 2.3

<テキスト/Textbook>

毎回,授業資料を配布した上で進めていく。メモや書き込みを残すことを推奨する。

<参考文献/Reference Book>

河合隼雄・鷲田清一  『臨床とことば』(朝日新聞出版、2010)
 

生田久美子  『「わざ」から知る』(東京大学出版会、2007)
 

その他,授業中に適宜,紹介・配布を行う。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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