シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△キリスト教と人間形成
Christianity and Character Formation
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  越水 雄二

<概要/Course Content Summary>

この科目では,キリスト教に根差した人間形成について理解するために重要な問題を,ヨーロッパの古代末期から近現代へ至る教育史の展開の中で具体的に捉えて,それらの文化・社会・政治・経済的背景などとも関連付けながら学んでいきます。 
こうして得られる知識に基づいて,キリスト教との関連において人間形成を捉えられるようになり,キリスト教的人間形成の特質を理解して,その意義と今日的課題を考えることが,本科目の目標です。 
 
教育文化学科のカリキュラムにおいて,本科目では,受講生が特に資料精読能力と文章作成能力を養成するように目指します。このため,毎週授業外に1~2時間を要するリーディング課題(資料プリント)を与えるとともに,それに基づくライティング課題にも取り組んでもらいます(履修全体で合計5,000字以上)。

<到達目標/Goals,Aims>

【知識】学生がキリスト教との関連において人間形成をめぐる諸課題を理解できるようになる。 
【技能】学生が講義と課題への取り組みを通じて,資料精読能力と文章作成能力を高められる。 
【態度】学生が各自の興味関心に応じて,講義内容に関する発展的な読書をできるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション(本科目の目標について/大学の授業について/この授業の進め方・学び方について/「アクティブ・ラーニング」について)  (授業時間外の学習/ Assignments) リーディング課題(講義資料)を1~2時間かけて読み,要点のまとめと質問や感想を400~500字程度にまとめ,小レポートとして提出すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 新島襄とキリスト教―若き日の手紙から―  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 古代ヨーロッパにおけるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中世ヨーロッパにおけるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 近代ヨーロッパにおけるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本におけるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 現代ヨーロッパにおけるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中間のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アウグスティヌスにみるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) エラスムスにみるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) ルソーにみるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) ペスタロッチにみるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) ボルノウにみるキリスト教と人間形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 全体のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 授業内評価  (授業時間外の学習/ Assignments) 本科目での各自の学習成果を振り返ること。 

受講生と相談の上,理解度や興味関心に応じて授業計画を変更する場合があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  20%  遅刻せずに出席しているか,大学生にふさわしい受講態度かを評価します。 
小レポート  40%  ほぼ毎回,リーディング課題に取り組む小レポートを課し,その内容の的確さと充実度を評価します。 
授業内評価  40%  講義内容の重要点を的確に理解しているか,また,それに基づいて各自が考察をどのように深めているか。論述式問題で行います。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
89 25.8 43.8 16.9 0.0 13.5 0.0 2.7 *

<テキスト/Textbook>

  テキストは使用せず,講義資料をプリントして配付します。 

 

<参考文献/Reference Book>

小田垣雅也  『キリスト教の歴史』(講談社学術文庫、1995)
 

竹下節子  『キリスト教-知の教科書-』(講談社選書メチエ、2002)
 

アラン・コルバン編(浜名優美監訳)  『キリスト教の歴史-現代をよりよく理解するために-』(藤原書店、2010)
 

授業で随時,参考文献を紹介します。各自の興味関心に応じて,それらの中から発展的な読書を進めるように期待します。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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