シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10952032-002 

△教育文化学演習Ⅱ-2
Seminar in Educational and Cultural Studies II-2
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  兒島 明

<概要/Course Content Summary>

本演習では,国境を越えて移動する人々の視点から日本の教育や社会の「当たり前」を問い直す作業を通じて,多様性のなかを生きる子どもの成長を阻害しない教育文化の構築がいかにして可能かを探る。秋学期の「Ⅱ」では,春学期で扱ったテーマにかかわるより専門的な著書・論文を読み込みながら,日本文化に関する問いの設定の仕方,問いを解明するための方法,成果を論文にする技法について学ぶ。

<到達目標/Goals,Aims>

1.日本の教育文化を再考するための基本的な技法(問いの設定,研究の方法,論文の書き方)を習得できる。 
2.卒業論文に向けて各自の問題関心を明確にし,それを論理的・説得的に発信することができる。 
3.以上の目標を他の受講者との学び合いを通じて達成することができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の振り返り 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) プロジェクトの立ち上げ(春学期の学びをふまえて)  (授業時間外の学習/ Assignments) プロジェクト案に関するレジュメを作成する。 
(実施回/ Week) 3〜4  (内容/ Contents) プロジェクトを進める  (授業時間外の学習/ Assignments) チームごとに文献・資料を収集し,読み込む。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中間発表  (授業時間外の学習/ Assignments) チームごとに発表の準備をする。 
(実施回/ Week) 6〜8  (内容/ Contents) プロジェクトを進める  (授業時間外の学習/ Assignments) チームごとに文献・資料を収集し,読み込む。 
(実施回/ Week) 9〜10  (内容/ Contents) プレゼンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) チームごとに発表の準備をする。 
(実施回/ Week) 11〜15  (内容/ Contents) 卒業論文を念頭においた個別研究発表と討論  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自発表の準備をする。 

受講者と相談のうえで,授業計画を変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%  毎回の討議への参加度(発言や質問など)から評価する。  
クラスで発表など  60%  プロジェクトに関する発表内容の充実度,研究上の関心に関する発表内容の充実度から評価する。  

<参考文献/Reference Book>

児島明  『ニューカマーの子どもと学校文化-日系ブラジル人生徒の教育エスノグラフィー-』(勁草書房、2006)
 

三浦綾希子  『ニューカマーの子どもと移民コミュニティ-第二世代のエスニックアイデンティティ-』(勁草書房、2015)
 

その他,授業の中でその都度,紹介する。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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