シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△産業関係実習Ⅱ
Industrial Relations Field Work II
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  実習/Practical training

  寺井 基博 上田 眞士 樋口 純平 三山 雅子

<概要/Course Content Summary>

 企業の人事担当者や労働組合役員等,産業関係の当事者による最新の労使関係の現状についての講義を受ける。その後受講生6~7名のグループで講義について議論し,論点を整理し問題認識を深める。その後,グループでの議論を基にレジュメを作成し,発表する。最終的には個人ごとに講義内容を手際よくまとめ,講義を基に自己の思考を論理的に文章表現できるようレポートの作成を課す。なお,この講義では,講義開始前の夏休みから宿題を課す。宿題の概要は産業関係実習Ⅰの最終講義で発表するので,産業関係実習Ⅱの受講生は必ず参加すること。キーワード:人事管理,労使関係

<到達目標/Goals,Aims>

 現在進行中の人事管理・労使関係の実態についての実践的な知識を習得する。またグループ発表を経験することにより,パワーポイントを使用して,説得的かつ効果的に意見をプレゼンテーションする技術の習得を目指す。またグループ発表でのディスカッションを踏まえ執筆するレポートでは,自己の見解を論理的に文章で表現する力を身につける。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1,2  (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 夏休み課題の作成及び日本の労使関係において解決が求められる課題は何か,各自の見解をまとめておくこと 
(実施回/ Week) 3,4  (内容/ Contents) 講義①人事システムの変容と雇用の多様化  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートの作成 
 
 
(実施回/ Week) 5,6  (内容/ Contents) グループ報告①  (授業時間外の学習/ Assignments) グループ報告の準備 
 
(実施回/ Week) 7,8  (内容/ Contents) 講義②賃金管理の変化  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートの作成 
 
(実施回/ Week) 9,10  (内容/ Contents) グループ報告②  (授業時間外の学習/ Assignments) グループ報告の準備 
 
 
(実施回/ Week) 11,12  (内容/ Contents) 講義③品質管理制度の再構築  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートの作成 
 
 
(実施回/ Week) 13,14  (内容/ Contents) グループ報告③  (授業時間外の学習/ Assignments) グループ報告の準備 
 
 
(実施回/ Week) 15,16  (内容/ Contents) 中間レビュー  (授業時間外の学習/ Assignments) 講評に基づきレポートを書き直すこと 
 
 
(実施回/ Week) 17,18  (内容/ Contents) 講義④労働時間の柔軟化と労働時間管理  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートの作成 
 
 
(実施回/ Week) 19,20  (内容/ Contents) グループ報告④  (授業時間外の学習/ Assignments) グループ報告の準備 
 
 
(実施回/ Week) 21,22  (内容/ Contents) 講義⑤業績管理  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートの作成 
 
 
(実施回/ Week) 23,24  (内容/ Contents) グループ報告⑤  (授業時間外の学習/ Assignments) グループ報告の準備 
 
 
(実施回/ Week) 25,26  (内容/ Contents) 産業調査実習報告会  (授業時間外の学習/ Assignments) 特に印象に残った発表テーマについて,各自で文献リストを作成し1冊読了すること 
 
 
(実施回/ Week) 27,28  (内容/ Contents) レポート返却と講評  (授業時間外の学習/ Assignments) 講評に基づきレポートを書き直すこと 
 
 
(実施回/ Week) 29,30  (内容/ Contents) 卒業生に学ぶ産業関係  (授業時間外の学習/ Assignments) 自己の進路について思索すること 
 
 

 学外講師との日程調整が必要なため,具体的なスケジュールは変更になる可能性がある。また,原則として対面で授業を行うが,状況に応じて一部オンラインで行うことがあるので常にDUETを確認すること。開講時点でオンラインによる講義を予定している回は,10月2日(動画形式)と10月16日(リアルタイム形式)である。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加)  25%  講義への出席状況と他のグループの発表時に積極的に発言していたか。 
クラスでの発表など  15%  講義内容を踏まえ,問題点の整理,問題の明確化がなされているか。また,論理的で他者に対して説得的な発表となっているか。 
提出物(夏休み課題を含む)  60%  講義の開始に先立って夏休みに課題が課されるので,春学期末の掲示に注意すること。講義期間中のレポートでは,グループ報告を踏まえて,各自の考えが論理的に表現されているかを重視する。 

 提出物(レポート)は,授業に出席しないと執筆不能なテーマが課される。それゆえ,出席がきわめて大事である。また,講師の先生方のプレゼンテーション資料の写真取りを禁止する。当該行為を発見した場合はペナルティを科す。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
78 12.8 42.3 33.3 9.0 2.6 0.0 2.5

<テキスト/Textbook>

 テキストは毎回の授業で資料を配付および指示する。

<参考文献/Reference Book>

楠田丘  『賃金とは何か』(中央経済社、2004)
 

小倉一哉  『エンドレス・ワーカーズ』(日本経済新聞社、2007)
 

石田光男他  『日本自動車企業の仕事・管理・労使関係』(中央経済社、2009)
 

佐藤厚編  『業績管理の変容と人事管理』(ミネルヴァ書房、2007)第3章参照 
 

<備考/Remarks>

 グループ発表で使用する配布資料の印刷は,臨光館の印刷室で学生自身で行うこと。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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