シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10942109 

△産業関係論特講A
Special Topics in Industrial Relations A
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  浦坂 純子 浮村 眞弓 鶴見 香織

<概要/Course Content Summary>

 日本の社会では,産業・経済の構造が変化したことにより,労働市場においても雇用形態の多様化・流動化が進んでいる。また,長寿化により「人生100年時代」と言われるような時代となってきた。これらのことから,社会生活や労働において,高度成長期に常識とされていたことがあてはまらなくなってきている。このような時代の変化やニーズに対応し,「生き抜く力」を身につけていくことが求められる。 
 そこで本講義では,「生き抜く力」の土台となる「ヒューマンスキル」について,「知識」や「理解」に留まらず,グループワークを通じて,実践的に身につけることを目指す。併せて自分を取り巻く社会の理解を深め,各自が個々の将来のキャリアイメージを描くことに役立てる。

<到達目標/Goals,Aims>

・ワークショップによる相互の学び合いを通して,「聴く力」「伝える力」「考える力」「まとめる力」「主体性」を総合的に磨き,日常生活で実践できる。 
・自分をとりまく社会についての理解を深めると同時に,多様な考え方や視点に触れ,自己理解,他者理解に活かす。 
・将来を見据え,学生時代に伸ばしておきたい力を明確にし,どのように実践していくかについて具体的に計画を立てることができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション 
―社会で求められるヒューマンスキルとは― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 学んだことを日常生活に取り入れ実践する。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヒューマンスキル・トレーニング(1) 
―コミュニケーション力(傾聴力・発信力)― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 学んだことを日常生活に取り入れ実践する。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヒューマンスキル・トレーニング(2) 
―コミュニケーション力(柔軟性)― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 学んだことを日常生活に取り入れ実践する。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヒューマンスキル・トレーニング(3) 
―自己管理(自立と自律)― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 学んだことを日常生活に取り入れ実践する。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヒューマンスキル・トレーニング(4) 
―ストレス・コントロール― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 学んだことを日常生活に取り入れ実践する。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヒューマンスキル・トレーニング(5) 
―問題解決力(1)― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 学んだことを日常生活に取り入れ実践する。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヒューマンスキル・トレーニング(6) 
―問題解決力(2)― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 学んだことを日常生活に取り入れ実践する。 
課題:小レポート 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 社会人から学ぶ(1) 
―ゲストスピーカーを迎える準備― 
(授業時間外の学習/ Assignments) ゲストスピーカーの所属や職業に関する情報収集と社会理解を深めるための疑問や不明点についてまとめる。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 社会人から学ぶ(2) 
―ゲストスピーカーA― 
(授業時間外の学習/ Assignments) ゲストスピーカーの所属や職業に関する情報収集と社会理解を深めるための疑問や不明点についてまとめる。 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 社会人から学ぶ(3) 
―ゲストスピーカーB― 
(授業時間外の学習/ Assignments) ゲストスピーカーの所属や職業に関する情報収集と社会理解を深めるための疑問や不明点についてまとめる。 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 社会人から学ぶ(4) 
―ゲストスピーカーC― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 社会生活や労働に係わる関心事についての情報収集と疑問や不明点についてまとめる。 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) グループワーク(1) 
―社会を知る(テーマ選択とディスカッション)― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 社会認識を広げるためグループごとに選択したテーマについて調べる。 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) グループワーク(2) 
―社会を知る(まとめと資料作成)― 
(授業時間外の学習/ Assignments) グループ発表に向けた準備(資料作成・プレゼンテーション練習等)を行う。 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) グループワーク(3) 
―社会を知る(グループ発表)― 
(授業時間外の学習/ Assignments) これまでの授業内容の復習。 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ 
―振り返り(現状認識)と今後の課題― 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題:期末レポート 

・授業の進捗等により,多少内容を変更する場合がある。 
・全ての授業をZoomによるリアルタイム型オンライン形式で実施するので,事前に各自で受講環境を整えること。必要な連絡はDUET(もしくはe-class)を通じて行うので,確認を怠らないこと。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  70%  毎回の出席が必要。授業の感想やコメントを書いて提出しなければ出席とみなされない。 
小レポート  10%  授業で学んだことと自分とを関連付けて考えを深められているかを評価する。 
期末レポート  20%  授業で学んだことを基に,自己理解と自身の課題への取り組みについて具体的に考えられているかを評価する。 

<平常点>出席は最重要視する。出席が12回未満の場合,不合格となる。講義内での取り組みを通して実践的に知識とスキルを身につけることを目的としていること,またグループメンバーに迷惑をかけないため,正当な理由のない遅刻や途中退出等によって十分なクラス参加がなされていないとみなされた場合には出席点が与えられない。毎回行うグループでのワークショップでは,互いに学び合う積極的な姿勢を求める。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
41 61.0 26.8 9.8 0.0 2.4 0.0 3.4

<テキスト/Textbook>

適宜,資料を配布する。

<参考文献/Reference Book>

講義時に,適宜指示する。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。