シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10942022-006 

△産業関係文献演習Ⅱ-6
Literature Review Seminar on Industrial Relations II-6
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  富澤 理英子

<概要/Course Content Summary>

春学期の「産業関係文献演習I」に続く授業となる。春学期に習得した論文の基本,文献の読みこなし方,critical thinking(批判的かつ多角的考察)の姿勢を生かして基礎論文(8000字)の執筆に取り組む。自分のテーマに必要な文献の収集・読解,論文執筆,執筆途中の報告,発表,添削,修正を通して説得力,論理性,そして独自性のある論文を完成する。 
 
秋学期の授業形態は, 
 
 (1)オンデマンド授業と課題配信授業を基盤に授業を実施し, 
 (2)メールやDUETなどにより,受講生との連絡手段を確保し, 
 (3)受講生との話し合いの上,もし実施可能な場合には,必要に応じて, 
リアルタイム型ネット配信授業も行う。 
 
受講生同士のオンライン・ディスカッションも行う。 
 
    リアルタイム型ネット配信授業実施の際は,事前にDUETで予告をする。 
 
初回授業の一週間前からDUETのメッセージ機能を通して発信される連絡事項を常に確認すること。 
 
 
  

<到達目標/Goals,Aims>

受講生が基礎論文(8000字)完成までのプロセスを通して,自分のテーマに必要な資料・文献を検索・収集する力,論文を読み込む力,自分のテーマに関する専門的知識を習得し,多様な意見を読み,理解しながら,独自の考えを打ち立てる力,critical thinking(問題意識を持ってテーマを批判的・多角的に考察すること)の姿勢を身につけ,論理性,説得力のある主張ができるようになることを目標とする。 
 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1-3  (内容/ Contents) 論文執筆計画書(前期「産業関係文献演習I」に完成した)を元に執筆開始 
各自のテーマに関する考察をいかに深めるか 
各自のテーマに関する資料・文献収集 
テキスト・文献講読 
(授業時間外の学習/ Assignments) テキスト・配布した文献の 
予習・復習 
基礎論文執筆 
(実施回/ Week) 4-6  (内容/ Contents) 論文執筆と論文指導 
テキスト・文献講読 
(授業時間外の学習/ Assignments) テキスト・配布した文献の 
予習・復習 
文献収集・読解 
基礎論文執筆 
(実施回/ Week) 7-10  (内容/ Contents) 論文執筆途中の報告・発表 
(リアルタイム型ネット配信授業時に実施 オンデマンド型資料配信型授業時はE-class上で実施し,受講生同士が発表内容を共有できるようにする) 
 
ディスカッション・グループワーク 
(リアルタイム型ネット配信授業時に実施 オンデマンド型資料配信型授業時はE-class上で実施 受講生同士が意見交換できるようにする) 
 
論文指導 
テキスト・文献講読 
(授業時間外の学習/ Assignments) テキスト・配布した文献の予習・復習 
基礎論文の執筆と報告準備 
(実施回/ Week) 11-13  (内容/ Contents) 論文修正 
テキスト・文献講読 
(授業時間外の学習/ Assignments) テキスト講読 
基礎論文の執筆(修正) 
(実施回/ Week) 14-15  (内容/ Contents) 基礎論文の完成と報告  (授業時間外の学習/ Assignments)  

受講者と相談の結果,授業計画を変更する可能性はある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果,発表 等)  50%  出席と積極的な授業参加,優れた発言,発表内容等 
期末レポート試験・論文(基礎論文 8000字)  50%  論文の基本を習得しているか 
テーマに沿った資料・文献を使っているか 
文献・資料の読解を活かせているか 
テーマに関する考察が深く,多角的であるか 
説得力のある,独自の議論を展開しているか 
読み手に伝わる文章を書けているか 
 

<テキスト/Textbook>

川崎剛  『社会科学系のための優秀論文作成術-プロの学術論文から卒論まで-』 (勁草書房、2013)

 

テキスト以外に文献・資料を配布する。配布時と配布方法はDUETで連絡をする。

<参考文献/Reference Book>

必要に応じてDUETで指示する。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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