シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10932032-004 

△メディア学演習Ⅱ-4
Seminar II-4
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  佐伯 順子

<概要/Course Content Summary>

 メディア学の研究対象は,新聞,雑誌記事,映画,漫画の表象,ネット上の情報等,多岐にわたっている。このゼミでは,春学期の学習をふまえ,映像情報と,ネット上の情報を含めたその周辺のメディア情報の分析,資料収集の方法について発表形式で学ぶ。次年度の卒業論文作成を視野にいれ,各自が関心のある映像表象分析を行い,新聞,雑誌記事,インターネット上の情報,映像情報を総合的に調査,分析する方法を身につける。「論文」に必要な先行研究の精査とそれをふまえて自分の分析を述べるための学習も含め,次年度の卒業論文執筆に必要な学びを秋学期内に確実に身につけるようにする。次年度の卒業論文締切から逆算して,直前にあせることのないよう,計画的に指導する。 

<到達目標/Goals,Aims>

・新聞,雑誌記事,ネット上の映像情報も含め,メディアのメッセージを総合的に読み解く力を身につける。   
・説得力のあるプレゼンテーション能力を身につける。  
・感想文,評論と,学術論文の区別が正確にできるようになる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1~5 
 
(内容/ Contents) ネット上の情報についての分析発表1~5  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表準備1~5 
(実施回/ Week) 6~13  (内容/ Contents) 映像情報についての分析発表1~8  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表準備1~8 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 次年度の卒業論文のテーマについて構想案発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒論テーマ候補を考える 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 4回生との卒論についての交流懇談会  (授業時間外の学習/ Assignments)  

休講の場合,発表は次の週にずれる。  
発表準備のため,リーディング・ウィークを設ける可能性がある。  
上級生,大学院生との合同授業で,学年をこえて研究交流する回を設ける可能性がある。   

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  80%  出席数(ズーム実施の場合はズーム上でカウントする) 
クラスで発表など  10%  発表内容と資料の完成度 
クラスへの貢献度  10%  ズームの場合はズーム上での質疑応答への積極的参加。感想提出の場合は感想提出数。 

 平常点は単なる出席点ではない。出席していても,私語,内職,睡眠等,受講態度に問題がある場合,平常点は減点される。特に,ゼミ生が発言している最中に私語をするのは,友人にきわめて失礼になるので注意してほしい。自分の発表をすませればよいという姿勢ではなく,友人の発表からも学び,積極的に質疑応答に参加する意欲を求める。  
 また,意見を求められた際,何も意見がありません,という返答は,授業についての主体的な参加意識が不足していると判断せざるをえないので,減点する。  
 春学期メディア学演習Ⅰの成績評価コメントも参照。 

<テキスト/Textbook>

授業中に適宜指示する。

<参考文献/Reference Book>

春学期と同じ。

<備考/Remarks>

新型コロナウィルス感染症の状況に応じて,オンライン授業か対面ゼミかを判断する。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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