シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△公的扶助
Public Assistance
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  神戸 寿夫

<概要/Course Content Summary>

生活保護のケースワークをはじめとし,長年にわたり福祉行政に携わってきた経験,その後,社会福祉士として更生保護や発達障がい者支援に携わってきた経験をもとに,公的扶助の中核となる生活保護制度や生活困窮者支援制度について講義をし,現状と課題,及び今後の展望を考えていきたい。

<到達目標/Goals,Aims>

生活保護制度と生活困窮者支援制度について理解し,説明できるようになること,そして,ソーシャルワーク実践の理解を深めること。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 貧困とは ~公的扶助の概念と意義  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストを一通り読んでおくこと 
生活保護法を読んでおくこと 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 生活保護の動向  (授業時間外の学習/ Assignments) 直近の動向を厚生労働省ホームページ統計情報で確認しておくこと 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 生活保護の原理・原則  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの関連ページを読んでおく 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 保護の種類と内容,方法  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの関連ページを読んでおく 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 生活保護の実施体制と専門職  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分の住んでいる市区町村の生活保護の実施体制を確認しておく 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 生活保護の申請,手続き  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの関連ページ,厚生労働省ホームページ等を見ておく 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 最低生活費と収入認定   (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの関連ページを読んでおく 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) ケース処遇の実際とソーシャルワーク  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの関連ページを読んでおく 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 権利と義務,不服申し立て制度  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの関連ページを読んでおく 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 不正受給と適正化  (授業時間外の学習/ Assignments) インターネットで不正受給の事例等を見ておく 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 生活保護の自立支援プログラム  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの関連ページを読んでおく 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 低所得者対策とホームレス対策  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの関連ページを読んでおく 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 生活保護制度改革  (授業時間外の学習/ Assignments) 社会保障審議会生活困窮者の生活支援の在り方に関する特別部会報告書(平成25年1月25日)を読んでおく 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 生活困窮者自立支援制度  (授業時間外の学習/ Assignments) 厚生労働省ホームページ生活困窮者支援制度を見ておく 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) まとめ  生活保護の現状と課題  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分なりの考えをまとめておく 

初回に,授業の進め方や評価方法について説明する。必ず出席するすること。 
テキストは必ず読んでおいていただき,授業ではパワーポイントや配布資料等を使用してすすめる。新聞記事,自分の住んでいる市町村等の福祉体制,特色をチェックしておくこと。厚生労働省のホームページの生活保護制度,生活困窮者支援制度についても見ておくこと。 
授業では随時グループワークを行い,全員が積極的に参加できるようにしたい。 
毎回の授業終了時に振り返りの時間を設定し,振り返りシートに記載,理解度を把握する。 
シートに記載された質問や感想については,翌回授業の冒頭でフィードバックの時間を設ける。 
授業の進行状況により,授業計画が変わる可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点    
 
50%  出席及び授業態度(30%) 
振り返りシート(20%) 
期末試験(記述式)  50%  授業内容の理解,考察ができているか。制度説明ができるか。 
 

 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
42 19.0 50.0 28.6 0.0 2.4 0.0 2.8

<テキスト/Textbook>

責任編集 伊藤秀一  『社会福祉士シリーズ 16  低所得者に対する支援と生活保護制度』第5版  (弘文堂、2019)

 

 

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