シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△児童福祉論Ⅱ
Child Welfare
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  小野セレスタ 摩耶

<概要/Course Content Summary>

児童福祉論Ⅱでは,児童福祉論Ⅰの内容をふまえた上で,子ども・子育て支援,子ども虐待および社会的養育・社会的養護に焦点をあてて講義を行う。現在,さまざまな子ども・子育て支援策が展開されている。それらは必ずしもソーシャルワーカーがその支援を担っているわけではないが,ソーシャルワーカーをはじめ保健師や助産師,保育士等多様な職種と協力し合いながら,子どもと家庭が必要とする支援を提供していく必要がある。これら施策を体系的に学んでいく。また,子ども・子育て支援施策の役割の一つは,子ども虐待予防・早期発見であるが,残念ながら子ども虐待の事例は減少していない。本講義では子ども虐待発生の背景,派生する様々な課題,子ども虐待対応の現状についても学ぶとともに,社会的養育・社会的養護についても理解を深める。

<到達目標/Goals,Aims>

・子どもをめぐる課題について理解し,分析することができるようになる 
・子ども・子育て支援施策を体系的に理解できる 
・子ども虐待の背景や派生する様々な課題,対応策の現状について正しく理解できる 
・社会的養育・社会的養護を取り巻く現状や課題について理解できる 
・子どもにとって必要な支援とは何かについて考察できるようになる 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 子ども家庭福祉とは何か  (授業時間外の学習/ Assignments) 児童福祉論Ⅰでの学びの復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 子ども家庭福祉の法体系  (授業時間外の学習/ Assignments) 第1回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 子どもを取り巻く環境(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 第2回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 子どもを取り巻く環境(2)と子どもと家庭を支える方法  (授業時間外の学習/ Assignments) 第3回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 権利行使の主体である子ども  (授業時間外の学習/ Assignments) 第4回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 子ども・子育て支援の考え方と施策(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 第5回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 子ども・子育て支援施策(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 第6回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) まとめと中間評価  (授業時間外の学習/ Assignments) 第7回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 子ども虐待の定義と現状(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 第8回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 子ども虐待の現状(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 第9回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 子ども虐待の背景と子どもへの影響,子ども虐待対応の課題  (授業時間外の学習/ Assignments) 第10回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 社会的養育と社会的養護(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 第11回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 社会的養育と社会的養護(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 第12回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 里親制度,特別養子縁組制度  (授業時間外の学習/ Assignments) 第13回授業の復習をする(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 子ども家庭福祉の課題,まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 第14回授業の復習をする(1時間) 

受講生の関心領域や所属する学部等によって,必要があれば受講生と相談の上講義内容を変更する場合がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(コミュニケーションペーパー)  30%  毎回コミュニケーションペーパーの記載を求める(DUETを通じて)。 
中間評価  30%  第7回までの内容を範囲とする。詳細は後日提示する。 
期末レポート試験  40%  子ども・子育て支援,子ども虐待,社会的養育・社会的養護の現状と課題を理解し,子どもに必要な支援について考察することができているかどうか。詳細は,後日提示する。 

詳細はDUETを通じてお知らせしますが,毎回のDUETを通じたコミュニケーションペーパーへの記載は基本です。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
38 21.1 31.6 13.2 15.8 18.4 0.0 2.2

<参考文献/Reference Book>

木村容子・有村大士編集  『新・基礎からの社会福祉 子ども家庭福祉』第2版 (ミネルヴァ書房、2018年)
 

その他,適宜講義内で紹介する。

<備考/Remarks>

詳細はDUETを通じて連絡しますので,意識して確認するようにしてください。よろしくお願いします。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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