シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△社会福祉実習Ⅳ
Field Work in Social Welfare IV
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  実習/Practical training

牧野 哲治 野村 裕美 久門 誠 武田 知記
原田 徹 MARTHA MENSENDIEK 上村 啓子 村井 琢哉

<概要/Course Content Summary>

 社会福祉についての理解を深めるためには,現場を知り,問をたて,現場を調べ,関わり,その現状や課題を考察することが求められる。本科目は,「社会福祉実習Ⅲ」に引き続き,「現場を知り,現場から学びつつ,社会福祉専門職(ソーシャルワーカー・社会福祉士・精神保健福祉士)の実践について理解を深める」ことを目的とする。特に実習Ⅳでは,ニーズは何かを把握し,個別のニーズやそれを生み出す社会構造に働きかけようとする専門職の営み,葛藤や工夫等に焦点をあてる。担当者やゲストスピーカーによる講義,小クラスでの討議,シンポジウムや対話(カタリバ)を通して,ニーズを発見し,それにさまざまな方法を考え出して対応しようとする社会福祉実践の創造的側面についても理解を深めていく。 
 さらに,本科目は,次年度の「社会福祉実習Ⅴ・Ⅵ」等社会福祉士実習や精神保健福祉士実習への助走科目として位置づけられている。個々の興味や関心に応じて,来年度以降の自らの実習希望先を決めることになるが,そのためのオリエンテーションや,実際に現場配属実習を体験した3,4回生による実習報告会等も取り入れていく予定である。

<到達目標/Goals,Aims>

学生が,社会福祉士・精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)の役割と機能および使命に対する理解を深め,具体的支援とその課題について理解を深めることができる。 
学生が,ソーシャルワーカーという支援者の立場にたって物事を考えるという姿勢を身に着けることができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション 
小クラス分けのための希望調査を実施する。必ず出席すること。 
 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 講義と演習: 
グループとチームの違いー社会福祉実践に求められるチームワークと多職種連携ー 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 講義と演習: 
地域・つながりの回復を求めて(1) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 討議用ケース教材を各自読んで,問いについて考えてくること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ケースメソッド討議(1)  
前回配布されたケース教材をもとに,授業の振り返りと事例を用いたケース討議を行う。 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 講義と演習: 
地域・つながりの回復を求めて(2) 
チーム別研究発表会の説明 
(授業時間外の学習/ Assignments) 討議用ケース教材を各自読んで,問いについて考えてくること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ケースメソッド討議(2) 
前回配布されたケース教材をもとに,授業の振り返りと事例を用いたケース討議を行う。 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ゲスト講義: 
誰がチームを作るのか 
次年度実習登録オリエンテーション 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) カタリバの準備を行う。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) カタリバ(ダイアログ): 
社会福祉の実践家と語ろうー自分たちの問題意識,働く人たちのリアリティー 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ゲスト講義: 
グループ活動を経験する 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) クラスワーク(1) 
研究発表準備 
(授業時間外の学習/ Assignments) 研究発表準備 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) クラスワーク(2) 
研究発表準備 
(授業時間外の学習/ Assignments) 研究発表準備 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) クラスワーク(3) 
研究発表デモンストレーション 
(授業時間外の学習/ Assignments) 研究発表予行演習 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) チーム別研究発表会(1)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) チーム別研究発表会(2)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括 シンポジウム「現場実践者と学生の交流会」  (授業時間外の学習/ Assignments) 期末レポート作成 

授業計画は概ね上記のとおりであるが,ゲスト講師等の都合により一部変更の可能性もある。 
確定した授業計画は初回授業時に配布する。 
原則対面授業を行う。ただしコロナ禍における感染拡大の影響により対面からオンラインへ切り替える可能性もある。その場合は,なるべく早く連絡をする。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  50%  出席重視。毎回出席を取る。クラスワーク,授業,研究発表準備等への積極的な参加。 
期末レポート試験  50%  チーム別研究発表に関する発表要旨またはケースメソッド討議に関する振り返りをレポートにまとめること。詳細は学期内に掲示する。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
53 83.0 17.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.8

<テキスト/Textbook>

  授業中に指示する。 

 

<備考/Remarks>

社会福祉士・精神保健福祉士受験資格取得のための必須科目である。 
授業計画,ケース教材,講師資料等を順次掲載していくので,各自復習や研究に活用すること。 
1回目の授業で希望小クラス調査の方法を説明する。今年度は,第5希望までを調査し,8クラスの人数が均等になるようにふりわけ決定することとする。大小教室は,十分な距離をとりながら授業運営を行うこととする。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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