シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10922124-007 

ソーシャルワーク演習Ⅰ-7
Social Work Seminar I-7
4単位/Unit  通年/All year  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  姜 民護

<概要/Course Content Summary>

ソーシャルワークは,支援者が何らかの社会生活上の困難に直面しているクライアントに関わりながら,ニーズを把握し,また多様な社会資源を活用して,クライアントの生活を支援する専門的援助活動である。 
ソーシャルワーク演習Ⅰでは,社会福祉相談援助(ソーシャルワーク)の専門職として,社会福祉の価値や倫理に基づき,視点・知識・技術などに関する基本的な専門的技能の習得を目的とする。具体的には,ソーシャルワークの価値と倫理,原則を理解した上で,ソーシャルワークの出発点と言える自己理解と他者理解,そして自己覚知の意味を理解する。また,傾聴,受容,共感などの面接技法,そして記録,評価,プレゼンテーションの技法を学ぶ。さらに,事例を取り上げ,多様な福祉分野におけるソーシャルワークの実際と援助技術に対する知識水準と理解度を高める。

<到達目標/Goals,Aims>

①ソーシャルワークの価値と倫理,原則に関する知識を習得し,その説明ができるようになる。 
②ソーシャルワークの側面から自己理解や他者理解,自己理解の重要性が知り,その意味が理解できるようになる。  
③ソーシャルワークにおけるコミュニケーション,記録,評価の技法が身につくようになる。  
④多様な福祉分野におけるソーシャルワークの実際と援助技術が理解できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 春学期オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 2~3  (内容/ Contents) ソーシャルワークの価値と倫理,原則 
-倫理綱領,バイステックの7原則など- 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 4~7  (内容/ Contents) ソーシャルワークの出発点 
-自己理解,他者理解,自己覚知- 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 8~12  (内容/ Contents) ソーシャルワークにおけるコミュニケーションとその演習 
-面接の目的・特性・技法など- 
(授業時間外の学習/ Assignments) 8回の授業時に,中間レポートの内容を指示する 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 記録技法 
-目的,種類,内容,方法- 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 評価技法 
-目的,種類,方法- 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 春学期のまとめと振り返り  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 16  (内容/ Contents) 秋学期オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 中間レポートの発表準備 
 
(実施回/ Week) 17~18  (内容/ Contents) 中間レポートの発表,ディスカッション,フィードバック  (授業時間外の学習/ Assignments) 中間レポートの発表準備 
 
 
(実施回/ Week) 19  (内容/ Contents) プレゼンテーション技法  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 20~29  (内容/ Contents) 課題別相談援助事例の検討 
・ホームレスなど低所得者の生活課題におけるソーシャルワーク 
・児童虐待におけるソーシャルワーク 
・高齢者虐待におけるソーシャルワーク 
・家庭内暴力におけるソーシャルワーク 
・その他の危機状態にある相談援助事例 
(授業時間外の学習/ Assignments) 第20回の授業時に,期末レポートの内容を指示する 
(実施回/ Week) 30  (内容/ Contents) 秋学期のまとめと振り返り,総括  (授業時間外の学習/ Assignments)  

復習として授業内容の振り返りは,各自で必ず行って下さい。 
学生の人数や状況によって,内容が変更することがあります。 
講師の学会出張等などを理由に授業計画変更が見込まれる場合は,早めに相談します。 
本学の方針に従って,対面授業を原則とするが,状況変化によってオンライン授業に変更することもあります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  60%  出席および参加度 
中間レポート  20%  レポート内容は,授業時に指示する 
期末レポート  20%  レポート内容は,授業時に指示する 

演習科目なので,授業への出席を基本とする。授業では,意見交換や発表,ワークなどに積極的に取り組んでもらうことが最も重要です。 
また,各学期2/3以上出席しないと,単位取得は不可です。積極的なご参加を期待しています。

<テキスト/Textbook>

指定テキストはありません。

<参考文献/Reference Book>

参考文献(資料)は,授業内容によってその都度提示,あるいは配布します。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。