シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△ソーシャルワーク論Ⅱ
Social Work Theory II
4単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  空閑 浩人

<概要/Course Content Summary>

1.授業はすべてオンライン(オンデマンドでの動画と資料配信)で行います。 
2.毎時間分の「動画視聴」および「配布資料読解」になります。 
3.授業に関する情報や連絡は,e-class で行いますので,定期的にチェックするようにしてください。 
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 本科目は,ソーシャルワーク(社会福祉援助方法・技術)のなかでも,ケースワーク(個別援助)とグループワーク(集団援助)に焦点を当てて,それぞれの基本概念やその実際について学ぶことにより,社会福祉における援助活動の意義,機能,役割等について理解することを目的とする。さらに,これを基礎にして,ソーシャルワークの実践に必要な対象理解の視点や思考能力を身につけることをねらいとしている。 
 本講義では,個人や家族,あるいは集団に対して,社会福祉の制度や諸サービスを活用しながら人々の生活を支援するケースワークおよびグループワークの基本概念,意義,歴史,原理,過程等に関する理解を得ると共に,実践に必要な事例研究の方法,面接技法,社会資源の活用法などの基本的技能を体得する。また,スーパービジョンや近年のソーシャルワークにおける各種のモデルやアプローチについても論及する。 
 担当者は,ソーシャルワーカー(社会福祉士)としての実務経験を有しており,その経験を活かした講義を行う。

<到達目標/Goals,Aims>

 社会福祉における援助活動の意義,機能,役割等について理解することを目的とする。さらに,これを基礎にして,ソーシャルワークの実践に必要な対象理解の視点や思考能力を身につける。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1,2  (内容/ Contents) ソーシャルワークの体系とケースワーク・グループワーク  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 3,4  (内容/ Contents) ケースワークの基本概念および目的と原理  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 5,6  (内容/ Contents) ケースワークの原則および視点と対象理解  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 7,8  (内容/ Contents) ケースワークの歴史  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 9,10  (内容/ Contents) ケースワークの構造と展開過程  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 11,12  (内容/ Contents) ソーシャルワーク(ケースワーク)の諸理論と実践モデル  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 13,14  (内容/ Contents) 面接の技法とケースワークの事例研究  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 15,16  (内容/ Contents) 人間の発達におけるグループ経験の意義  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 17,18  (内容/ Contents) グループの理解と援助活動への活用  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 19,20  (内容/ Contents) グループワークの目的と意義  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 21,22  (内容/ Contents) グループワークの原則および援助構造と展開過程  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 23,24  (内容/ Contents) グループワークの諸理論  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 25,26  (内容/ Contents) グループワークの事例研究  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 27,28  (内容/ Contents) ソーシャルワークにおける記録とスーパービジョン・養成教育  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 
(実施回/ Week) 29,30  (内容/ Contents) 全体のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の読解(復習) 

受講者の関心や理解度,また講義の進捗状況等により,授業計画および内容を変更することがある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  40%  毎回のコメントカードの提出と内容を重視する 
小レポート  20%  授業中に小レポートを課すことがある 
期末レポート  40%  授業内容に関連したレポート題目を設定する 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
89 75.3 15.7 1.1 1.1 6.7 0.0 3.5

<テキスト/Textbook>

  授業中に指示・紹介する。 

 

<参考文献/Reference Book>

空関 浩人 編著  『ソーシャルワーク-新・基礎からの社会福祉②-』(ミネルヴァ書房、2015)一読して,ソーシャルワーク(社会福祉の理論と実践)の全体像がわかるように編集しました。ご参考ください。 
 

空閑 浩人 編著  『ソーシャルワーカー論-「かかわり続ける専門職」のアイデンティティ-』(ミネルヴァ書房、2012)社会福祉実践(ソーシャルワーク)の実践を担う社会福祉専門職(ソーシャルワーカー)に焦点を当てて,援助の経験や援助者のリアリティから立ち上がるソーシャルワークの「知」の構築を試みたものです。ご参考下さい。 
 

空閑 浩人著  『ソーシャルワーク論(シリーズ福祉を知る2)』(ミネルヴァ書房、2016)「高校生にもわかる」ソーシャルワークの入門書を目指して執筆しました。ご参考下さい。 
 

 

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