シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10922032-010 

△社会福祉学専門演習Ⅱ-10
Seminar in Social Welfare II-10
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  永田 祐

<概要/Course Content Summary>

本ゼミが2年間で目指すことは,「問題を発見し,それに科学的な方法で答えを出すことを学び,様々な社会の課題に応えていくことができる力を養うこと」である。最終的には,卒業論文という形でその成果を発表することになるが,本演習では「問題の発見」と「調査方法の習得」を目指す。 
まず,自分が社会の中でどのようなことを問題と感じ,解決していきたいのかを明確にするために,文献などを通じて討議を深めていく。なお,文献やプロジェクトは参加者の関心を考慮して決定する。 
次に,方法には,量的な手法(質問紙の調査)や,質的な方法(インタビューや事例研究)があるが,3回生の後期には実際にインタビュー調査や質問紙調査を行い,そのデータをどのように分析すればよいかを考えていく。現場の専門職や当事者へのインタビュー,質問紙による調査など実際に行ったり,現場の人を招いてグループインタビューを実施し,その結果を全員で考察しながら,調査方法を学ぶことも考えている。 
なお,内容に関しては参加者と相談の上,変更することもありうる。

<到達目標/Goals,Aims>

1.論理的な思考を身につけ,論理的なレポート,発表,ディスカッションができるようにする。 
2.「社会福祉」の考え方を学び,そのことを将来に生かせるようにする。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 〈専門演習Ⅰ〉 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 2~5  (内容/ Contents) 調査方法に関する文献の輪読  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の確認等 
(実施回/ Week) 6~14  (内容/ Contents) グループもしくは個人による学内・学外でのミニプロジェクトの実施と発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表の準備等 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 後期のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments)  

受講者と相談の結果,授業計画を変更する可能性があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  60%  何より積極的に参加する姿勢を重視する。 
発表内容  40%  論理的な発表となっているか。 
特記事項    積極的にゼミの運営,討議に参加することが求められる。 

<テキスト/Textbook>

笠原千絵・永田祐  『地域の〈実践〉を変える社会福祉調査入門』 (春秋社) ISBN:978-4393333297 

 

 

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