シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


30920032 

△取材編集論
News Gathering and Editing
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  小黒 純

<概要/Course Content Summary>

【概要】 
 メディアの送り手としてのジャーナリズムに焦点を当て,諸問題を実証的に考察していく。中でも,ジャーナリストによる取材過程と,編集者による編集過程に重点を置く。 
 例えば,古今東西,報道には誤報の問題がつきまとう。そもそも誤報とは何か。過去にどのような誤報の事例があったのか。なぜ誤報が発生したのか。主たる原因は何か。どのような取材が行われたのか。現場の記者が得た情報を,編集者はどのように受け止め,点検したのか。メディア業界の構造的問題があるのかどうか。当該メディア企業はどう対応したのか。どのように検証されたのか。再発防止策は検討されたのか。こうした問題を最新の事例を交えながら,多角的に検証していく。 
 
【キーワード】 
 取材と編集,送り手研究,ジャーナリズム研究,ニュース研究,誤報 
 
【運営方法】 
 少人数のワークショップ形式を多用する。ディベートも行う予定。受講生には,大量の文献リーディングを求める。 

<到達目標/Goals,Aims>

・ジャーナリズム研究の方法論が理解できるようになる。 
・ジャーナリズムの諸問題を的確に捉えられるようになる。 
・誤報の事例を多角的に分析,検証できるようになる。 
・メディアの構造的問題を考察できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 運営方法,スケジュール,成績評価方法などの確認  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) メディア研究の概要  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ジャーナリズム研究の概要  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 取材過程における諸問題(1)情報の入手  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 5 
 
(内容/ Contents) 取材過程における諸問題(2)取材の実際  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 6 
 
(内容/ Contents) 編集過程における諸問題(1)デスクの役割  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 7 
 
(内容/ Contents) 編集過程における諸問題(2)ニュースの選択  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 8 
 
(内容/ Contents) マスメディアの構造的問題(1)記者クラブ制度  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 9 
 
(内容/ Contents) マスメディアの構造的問題(2)取材源との関係  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) ジャーナリズムの社会的責任(1)権力の監視  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) ジャーナリズムの社会的責任(2)フォーラム機能  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 誤報の原因とメカニズム(1)情報提供者の問題  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 誤報の原因とメカニズム(2)取材上の問題  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 誤報の原因とメカニズム(3)編集上の問題  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文講読と資料収集 

オンライン授業となるため,受講生と相談のうえ,スケジュールを一部変更することがある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  60%  クラス参加,グループ作業の成果等 
レポート  40%  各種の提出物を含む 

<テキスト/Textbook>

授業内に指定する

<参考文献/Reference Book>

授業内に随時紹介する

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。