シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10912154 

△社会学説史
History of Sociology
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  鵜飼 孝造

<概要/Course Content Summary>

 社会学は19世紀から20世紀にかけて,フランスおよびドイツにおいて形成された。草創期の社会学者たちに一貫しているのは,新しく誕生した産業社会(資本主義社会)において市民(あるいは国民)の生活はどうあるべきかという現実的な関心だった。 
 この講義では,社会学者たちの研究を紹介しながら,単に過去の学説として学ぶのではなく,それらが21世紀の社会や世界においてもつ意義を考えていきたい。

<到達目標/Goals,Aims>

社会学の古典の概要を知り,それを日本語訳で読んで理解できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 社会学の歩み  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アンリ・ド・サン=シモンと産業社会論  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オーギュスト・コントと社会学の誕生  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) カール・マルクス『共産党宣言』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) カール・マルクス『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) カール・マルクス『資本論』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) エミール・デュルケーム『社会主義およびサン=シモン』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) エミール・デュルケーム『社会分業論』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) エミール・デュルケーム『社会学講義』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) ゲオルク・ジンメル『社会分化論』と『社会学』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) ゲオルク・ジンメル『貨幣の哲学』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) ゲオルク・ジンメル『社会学の根本問題』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) マックス・ヴェーバー『宗教社会学論集』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) マックス・ヴェーバー『経済と社会』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) マックス・ヴェーバー『社会主義』  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の予習・復習(1~2時間) 

この授業は,オンラインで(e-class を通じたテキストの配信,およびそれに対する質問やレポート提出による双方向型の授業)行います。したがって,木曜の3講時の時間割にしたがう必要はありませんが,毎週e-class を各自でチェックするようにしてください。また,下記の備考欄にある通り,随時の講義内容への質問や学習相談を受け付けますので,遠慮なく連絡してください。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

中間レポート試験  30%  指定した文献について,正確な内容の要約と批判的なコメントを,定められた書式に則って書けているかで評価する。 
期末レポート試験・論文  70%  指定した文献を組み合わせながら,正確な内容の理解と創造的な考察を,定められた書式に則って書けているかで評価する。 

 中間レポートは,講義内容から各自がいずれかの講義テキストを選択し,2000 字以上(ワープロでA4 用紙2ページ以内,本文40 字X30 行の書式で。最初の行に選択したテキストと学生ID・氏名を明記。テキストの要約5 割,コメント5 割の見当)にまとめて,e-class 上の所定の場所に提出すること。テキストを正確に読み解けているかをポイントに評点と講評をつけて返信する。中間レポートは11月末日を締切日とする。 
 期末レポートについては,12月にe-classで通知する。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
117 17.1 42.7 21.4 5.1 13.7 0.0 2.4

<テキスト/Textbook>

講義テキストは,e-class を通じて配布するので,毎週チェックするように。

<参考文献/Reference Book>

毎回配信するテキスト上で指示する。

<備考/Remarks>

授業はオンラインで行いますが,直接の質問や学習相談を歓迎します。e-class のメッセージからでもいいですし,個人や少人数グループの面談でもかまいません。面談を希望する人は,あらかじめ希望日時を知らせてくだされば,場所と時間を調整します。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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