シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10912115 

△災害社会学
Sociology of Disaster
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  立木 茂雄

<概要/Course Content Summary>

災害は理学や工学の研究対象と思われがちである。しかしながら地震や津波,あるいは洪水・土砂の崩落などの自然現象に対して社会の防災力が万全に対応できれば被害は発生しない。言い換えるなら,①被害の発生を抑止するための予防的な備え,②被害が万一発生してもそれを最小限にとどめるための事前の備え,③それにも関わらず災害が発生した場合の効果的な緊急対応,④そして被害が拡大した後に社会を復元させていくための努力,といった社会の側の対応(防災力)いかんによって災害の規模は大きく左右されるのである。つまり,災害因は理学・工学的現象であるのに対し,災害は社会的現象として考えることができる。災害が社会的現象であるならば,社会の側の対応によってその被害を合理的に制御することもできる。災害による生命や財産の被害を軽減するために社会学者はどのような問題に取り組んでいるのかを本講義ではできるだけ体系的に講じる。

<到達目標/Goals,Aims>

学生が,社会現象としての災害を理解し,災害による被害を軽減するために求められる知識や技能を習得し,それらを実践できる態度を身につけられるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1  (内容/ Contents) 災害とは何か:これまでの災害研究を俯瞰し社会現象としての災害理解の系譜を理解する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 2  (内容/ Contents) リスク社会,災害因,災害脆弱性について知る  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 3  (内容/ Contents) 災害過程を知る(1):発災から復旧期までの社会の動きを学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 4  (内容/ Contents) 災害過程を知る(2):復興期における社会の動きを学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 5  (内容/ Contents) 災害と組織(1):災害対応組織論(DRCモデル)について学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 6  (内容/ Contents) 災害と組織(2):災害ボランティア組織・活動の諸相について学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 7  (内容/ Contents) 災害と組織(3):行政とボランティア・NPO組織との協働について学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 8  (内容/ Contents) 災害と組織(4):防災マネジメントサイクルと緊急対応組織について学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 9  (内容/ Contents) 災害と人間行動(1):災害ストレス・トラウマについて学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 災害と人間行動(2):災害と家族について学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 災害と人間行動(3):リスクコミュニケーションと被害抑止・軽減行動の関係について学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 災害とコミュニティ(1):生活再建の諸課題を学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 災害とコミュニティ(2):災害復興におけるソーシャルキャピタルの重要性について学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 災害とコミュニティ(3):災害時要援護者問題とその解決策について学ぶ  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献を読み,サマリーを提出する 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 全体のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 期末試験に向けて準備をする 

授業は,Zoomを用いたリアルタイム双方型で実施する。また,授業は録画し,Teams上に災害社会学のチームから閲覧できるようにする。このため,受講者はTeams参加用のコードをメール等で受け取ったら各自でチームに参加する必要がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(クラス参加,グループ作業の成果等)  20%  授業最後のミニテスト 
中間評価(筆記)  30%   
期末筆記試験  50%   

毎回の授業の最後には,事前に指示をした課題文献の内容および当日の授業内容の理解度をチェックするミニテストを実施します。ミニテストの成績が7割未満は,当日の授業の出席とは見なしません。中間評価・期末試験とも授業出席率が7割以上の場合に,受験を認めます。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
85 9.4 35.3 22.4 8.2 24.7 0.0 2.0

<テキスト/Textbook>

立木茂雄  『災害と復興の社会学』 (萌書房、2016)

 

立木茂雄  『誰一人取り残さない防災に向けて,福祉関係者が身につけるべきこと (i‐BOSAIブックレット)』 (萌書房、2020) ISBN:978-4-86065-140-4 

 

<参照URL/URL>

同志社大学 立木茂雄研究室 
 
復興の教科書 
 
 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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