＜概要/Course Content Summary＞
本実習は，社会調査に関する基礎的な知識を習得したことを前提とし，実際に調査の企画から報告書の作成までの社会調査の全過程を経験する。具体的には，各自の関心をもとに仮説をたて，各自の仮説にしたがって集計・分析し，結果を報告書にまとめる。なお本年度は，2011年に実施した高校3年生に対する調査データを用いて，データ分析を行い，報告書にまとめる予定である。
※この科目は，社会調査士のために必要な履修科目[G]に該当します。
＜到達目標/Goals,Aims＞
受講者が統計データを用いた資料や論文を読むための知識とともに，質問紙調査を実施し，基礎的な統計分析をおこなうスキルを身につける。
＜授業計画/Schedule＞
（実施回/
Week）
|
（内容/
Contents）
|
（授業時間外の学習/
Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
1,2
|
（内容/ Contents）
サンプリング
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
授業内容の復習
|
|
（実施回/ Week）
3,4
|
（内容/ Contents）
調査票を読む 概念・仮説・調査枠組
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
授業内容の復習
|
|
（実施回/ Week）
5,6
|
（内容/ Contents）
調査テーマの報告
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
授業内容の復習
|
|
（実施回/ Week）
7,8
|
（内容/ Contents）
SPSSの操作(1)度数分布表・記述統計・カテゴリの統合
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
授業内容の復習
|
|
（実施回/ Week）
9,10
|
（内容/ Contents）
SPSSの操作(2)クロス集計とカイ二乗検定・相関係数
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
授業内容の復習
|
|
（実施回/ Week）
11,12
|
（内容/ Contents）
分析結果の基礎報告(1回目)
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
授業内容の復習
|
|
（実施回/ Week）
13,14
|
（内容/ Contents）
SPSSの操作(3)シンタックスの利用と活用
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
授業内容の復習
|
|
（実施回/ Week）
15,16
|
（内容/ Contents）
SPSSの操作(4)その他の分析方法
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
授業内容の復習
|
|
（実施回/ Week）
17,18
|
（内容/ Contents）
分析結果の中間報告(2回目)
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
授業内容の復習
|
|
（実施回/ Week）
19,20
|
（内容/ Contents）
報告書の執筆(1)
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
報告書作成
|
|
（実施回/ Week）
21,22
|
（内容/ Contents）
報告書の執筆(2)
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
報告書作成
|
|
（実施回/ Week）
23,24
|
（内容/ Contents）
分析結果の中間報告(3回目)
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
報告書作成
|
|
（実施回/ Week）
25,26
|
（内容/ Contents）
報告書の執筆(3)
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
報告書作成
|
|
（実施回/ Week）
27,28
|
（内容/ Contents）
報告書の執筆(4)
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
報告書作成
|
|
（実施回/ Week）
29,30
|
（内容/ Contents）
最終報告(最終原稿の提出)
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
報告書作成
|
実習の進捗状況により，予定を変更する可能性がある。また授業時間以外に作業や宿題を行う必要がある。
＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞
|
期末レポート試験・論文
|
80%
|
調査報告書への論文（8000字程度）
|
|
クラスで発表など
|
10%
|
論文執筆にむけての中間発表
|
|
クラスへの貢献度
|
10%
|
個人発表に対してのコメントなど
|
＜参考文献/Reference Book＞
＜備考/Remarks＞
授業はリモートでZOOMを用いて行う。
質問紙を用いた調査方法(社会学研究法A)や統計学の知識を学べる講義(社会統計学Ⅰ・Ⅱ）を履修していると，より理解が深まる。未履修の場合には，3年時にこの3科目を履修すること。
|
