シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10912032-008 

△社会学演習Ⅱ(2)-8
Seminar II (2)-8
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  鵜飼 孝造

<概要/Course Content Summary>

<社会デザインと社会ネットワーク> 
 社会デザインには,日常生活に関するライフデザイン,職業生活に関するキャリアデザイン,さらに近年ではSNSを中心とするメディアデザインが含まれます。社会全体の新しいあり方について考えようというのが社会デザインの目的です。その際に,人と人の結びつき方に注目した分析方法が社会ネットワークといえます。この演習では,参加者各自がどの領域の注目するかをまず決めて,その中で生まれている新しいネットワークを分析していきます。 
 
<プレゼン力を向上させよう> 
 大きな方向性は上に述べた通りですが,このゼミは基本的に学生の自主運営にまかせています。より具体的にゼミで何を学び,どのような活動をするのか自分たちで決めてほしい。2年間のゼミでしっかり身につけてほしいことは,自分だけでなく,友だちと議論しながら日々新たに学ぶ態度です。その上で,人の前でカッコよく自分のアイデアについて発表できるようになることも目指します。特にプレゼン・シートやウェブ・ページのスキルを磨きましょう。それを見た人や聞いた人も何か話したくなるようなコミュニケーション志向(英語も含めて)を重視します。 
 
<現場の声を聴く> 
 この3年間,この演習では社会デザインの各現場から,ユニークな実践をしている人に来ていただいて,その体験談を聞くということをしています。今年度もその内容の充実をはかっていきたいと思います。

<到達目標/Goals,Aims>

 社会デザインと社会ネットワークに関する基本的な文献を読み解けるようになると同時に,実証的なデータを分析したり,フィールドワークを実施できるようになることを目標にします。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1-12  (内容/ Contents) 個人あるいはグループ別に,自分たちのフィールドを決めて調査をおこなう。企画→データ収集・調査の実施→分析→発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 調査発表準備 
(実施回/ Week) 13-15  (内容/ Contents) 最後に各自がゼミ論文を執筆。  (授業時間外の学習/ Assignments) 論文執筆準備 

ゼミ生による自主的な運営と,理論と実証のバランスを重視する。参加者の希望により,授業の進め方を少し変更することがあります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  30%  出席(3回以上無断欠席,理由にかかわらず5回以上の欠席の場合は不合格)。 
中間レポート  30%  各メンバーやグループによるプレゼンテーションの出来ばえ。 
期末レポート試験  40%  ゼミ論文(10000字程度,マルチメディア使用可)。 

<テキスト/Textbook>

  適時,文献や資料のリストを配布します。  

 

<参考文献/Reference Book>

  必要に応じて,参考文献を配布したり,入手します。  

 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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