シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


40910003 

福祉思想・福祉哲学セミナーⅠ
Seminar in Thought and Philosophy of Welfare Ⅰ
4単位/Unit  通年/All year  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  木原 活信

<概要/Course Content Summary>

欧米の社会福祉思想,哲学の根源を学ぶために,聖書,主に福音書に書かかれたイエスの対話,たとえ話,宣教場面をテキストにして参加者と共に読みながら,各自の価値観,思想について自由に意見交換し,討論しながらすすめていく。昨今の国際化の流れから英語力が重要視されることから,本セミナーでは,その訓練も兼ねて英語で聖書を読み,英語で討論することを試みる。公開セミナーとするので,単位登録以外の留学生等の参加者とも対話することとする。 

<到達目標/Goals,Aims>

学生が,福祉思想の根源について探求できるようになる。 
学生が,聖書読解を通して自らの福祉の価値観について学ぶことができる。 
学生が,聖書の「物語性」を通して現代の福祉実践の現実に照射させる。 
学生が,英語で自らの価値観や意見を相手に伝えることができる一助につながる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習 
(実施回/ Week) 2~3  (内容/ Contents) 聖書と「正義」 聖書の講読  (授業時間外の学習/ Assignments) 英語理解が十分でない場合,あらかじめ聖書を日本語で読んでおく 
(実施回/ Week) 4~6  (内容/ Contents) 聖書と福祉哲学 新約聖書の講読(福音書)  (授業時間外の学習/ Assignments) 英語理解が十分でない場合,あらかじめ聖書を日本語で読んでおく 
(実施回/ Week) 7~9  (内容/ Contents) 聖書にみる「物語性」新約聖書の講読(福音書)  (授業時間外の学習/ Assignments) 英語理解が十分でない場合,あらかじめ聖書を日本語で読んでおく 
(実施回/ Week) 10~13  (内容/ Contents) 聖書にみる「排除」新約聖書の講読(福音書)   (授業時間外の学習/ Assignments) 英語理解が十分でない場合,あらかじめ聖書を日本語で読んでおく 
(実施回/ Week) 14~17  (内容/ Contents) 聖書にみる「弱さ」新約聖書の講読(福音書)  (授業時間外の学習/ Assignments) 英語理解が十分でない場合,あらかじめ聖書を日本語で読んでおく 
(実施回/ Week) 18~21  (内容/ Contents) 聖書にみる「回復」新約聖書の講読(福音書)  (授業時間外の学習/ Assignments) 英語理解が十分でない場合,あらかじめ聖書を日本語で読んでおく 
(実施回/ Week) 22~25  (内容/ Contents) 聖書にみる「支援」新約聖書の講読(福音書)  (授業時間外の学習/ Assignments) 英語理解が十分でない場合,あらかじめ聖書を日本語で読んでおく 
(実施回/ Week) 26~29  (内容/ Contents) 聖書にみる「愛」新約聖書の講読(福音書)  (授業時間外の学習/ Assignments) 英語理解が十分でない場合,あらかじめ聖書を日本語で読んでおく 
(実施回/ Week) 30  (内容/ Contents) まとめ,総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 

受講者と相談の結果,授業計画を変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  50%  クラスへの積極的な参加。 
レポート  50%  レポートの内容。 

セミナーへの参加態度,討論への積極的参加,クリティカルな意見表明ができたかが,評価の対象となる。英語力そのものは評価の対象ではない。

<テキスト/Textbook>

Bible (New Testament) NIV

 

テキストはこちらで毎回,配布予定。

<参考文献/Reference Book>

木原活信  『弱さの向うにあるもの』3版 (いのちのことば社、2015)
 

教室にて提示する

<参照URL/URL>

木原HP 
 
木原公式ブログ雑想 
 

<備考/Remarks>

新型コロナウイルスの感染状況を鑑みながら,受講者のニーズに即しつつ,オンライン(ZOOM)によるなど柔軟に対応できるようにもしておきたい。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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