＜概要/Course Content Summary＞
―子ども・若者の貧困を問う―
日本社会の中で長らく隠されてきた貧困問題が最近ようやく社会問題化してきました。貧困の実態は明らかにされつつありますが，その解決に向けての展望はなかなか見えてきません。そこでこの講義では受講者とともにいくつかの基本文献を輪読しながら，できる限り「社会科学的視点」から，この問題に対する処方箋を描いていきたいと思います。なお，担当者はこのテーマで調査研究を進めているところなので，調査の詳細に関して受講者とともに議論できればと考えています。
＜到達目標/Goals,Aims＞
授業概要に記したように，子ども・若者の貧困という問題に対する「社会科学的思考」ができるようになることが，この授業の到達目標です。社会福祉学のみならず，経済学や社会学，教育学，心理学など幅広い学問分野の思考方法に触れて，多面的かつ柔軟な思考ができるようになってください。
＜授業計画/Schedule＞
（実施回/
Week）
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（内容/
Contents）
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（授業時間外の学習/
Assignments）
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（実施回/ Week）
1
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（内容/ Contents）
オリエンテーション
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（授業時間外の学習/ Assignments）
毎回，1時間半以上の準備学習をしてください。
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（実施回/ Week）
2
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（内容/ Contents）
第１テキスト（『子どもの貧国Ⅱ』を予定）
の輪読 （1）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
毎回，担当者を決めますが，担当者以外も当然，該当章をよく読んでくること。また適宜参考文献にもあたること。
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（実施回/ Week）
3
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（内容/ Contents）
〃 （2）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
4
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（内容/ Contents）
〃 （3）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
5
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（内容/ Contents）
〃 （4）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
6
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（内容/ Contents）
〃 （5）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
7
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（内容/ Contents）
〃 （6）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
8
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（内容/ Contents）
第２テキスト（『若者の貧困・居場所・セカンドチャンス』を予定）の輪読 （1）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
担当者以外も当然，該当章をよく
読んでおくこと。適宜参考文献にもあたること。
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（実施回/ Week）
9
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（内容/ Contents）
〃 （2）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
10
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（内容/ Contents）
〃 （3）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
11
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（内容/ Contents）
〃 （4）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
12
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（内容/ Contents）
〃 （5）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
13
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（内容/ Contents）
〃 （6）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
14
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（内容/ Contents）
第１テキスト，第２テキストを通じての全体的考察（1）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
15
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（内容/ Contents）
第1テキスト，第2テキストを通じての全体的考察（2）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
夏休みの課題を指示します。
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（実施回/ Week）
16
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（内容/ Contents）
夏休み課題の発表（1）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
当然，発表の準備をしておいてください。
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（実施回/ Week）
17
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（内容/ Contents）
〃 （2）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
18
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（内容/ Contents）
〃 （3）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
19
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（内容/ Contents）
第3テキスト（未定）の輪読（1）受講者と相談して決定
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（授業時間外の学習/ Assignments）
春学期と同様，適宜参考文献にも
あたることを心がけてください。
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（実施回/ Week）
20
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（内容/ Contents）
〃 （2）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
21
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（内容/ Contents）
〃 （3）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
22
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（内容/ Contents）
〃 （4）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
23
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（内容/ Contents）
〃 （5）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
24
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（内容/ Contents）
受講生による（修士論文構想等の）研究発表（1）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
当然，発表の準備をしておいてください。
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（実施回/ Week）
25
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（内容/ Contents）
〃 （2）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
26
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（内容/ Contents）
〃 （3）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
27
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（内容/ Contents）
〃 （4）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
28
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（内容/ Contents）
〃 （5）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
期末レポートの課題について指示します。
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（実施回/ Week）
29
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（内容/ Contents）
春・秋学期を通じての総括的議論（１）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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（実施回/ Week）
30
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（内容/ Contents）
春・秋学期を通じての総括的議論（２）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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テキストの選定は受講者と相談しながら決めますので,上記の計画は若干変更になる可能性があります。
＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞
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平常点
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60%
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毎回の課題および夏休みのレポートなどの総合評価
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期末レポート
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40%
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春・秋学期通じての総括的レポートの作成
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平常点については,毎回の課題の提出および議論への参加状況,夏休みのレポートの作成・発表等を総合評価して単位認定のための基礎点とします。最終的には,期末の総括レポートでもって,具体的な成績評価を行います。
＜テキスト/Textbook＞
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阿部彩 『子どもの貧困Ⅱ』 (岩波書店（新書）、2014年)
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青砥恭 『若者の貧困・居場所・セカンドチャンス』 (太郎次郎エディタス、2015年)
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上記はあくまで予定です。受講者と相談し,他にもっと良い文献があれば,そちらを優先します。
秋学期の第3テキストの選定についても同様に決めます。
＜参考文献/Reference Book＞
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