<概要/Course Content Summary>
本講義では,あらゆる組織の基幹業務や意思決定に必要不可欠なものとなっているデータベースシステムについてその理論を講述する.学部講義ではデータベースシステムの利用を重点に講述しているが,その理論的背景については触れられていない.そのため,世界中の情報科学の学生がデータベースシステムを学ぶために使用しているテキストを用いて,その基礎を学ぶ.
<到達目標/Goals,Aims>
・データベースシステムの基礎およびその応用を習得することができるようになる. ・最近のデータベースシステム関連分野の研究課題を知ることが出来,それを自分自身のテーマに活用することができるようになる. ・データベースに関するテクニカルタームなどを知るばかりでなく,英語読解力をも養うことができるようになる.
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
ガイダンス
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
2,3
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(内容/ Contents)
データベースシステムの基礎 (1) リレーショナルデータモデル
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習
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(実施回/ Week)
4,5
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(内容/ Contents)
データベースシステムの基礎 (2) データベースデザイン
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習
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(実施回/ Week)
6,7
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(内容/ Contents)
データベースシステムの基礎 (3) 概念データモデル
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習
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(実施回/ Week)
8,9
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(内容/ Contents)
データベースシステムの基礎 (4) データベースプログラミング
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習
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(実施回/ Week)
10,11
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(内容/ Contents)
データベースシステムの活用 (1) OLAP,データキューブ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習
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(実施回/ Week)
12,13
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(内容/ Contents)
データベースシステムの活用 (2) 半構造データ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習
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(実施回/ Week)
14,15
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(内容/ Contents)
データベースシステムの活用 (3) XML のためのデータベースシステム
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習
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大学院では世界レベルの研究内容に触れるため,その内容を理解するためにはテクニカルタームをまず知る必要がある.そのため本講義では英文テキストを用いて輪読を行うため,講義前には該当箇所の予習が必須となる.なお,受講者数により担当箇所数が変化するため,講義の進度によっては上記授業計画を変更する可能性がある.
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点 (クラスへの積極的参加)
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40%
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講義中の発表内容
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小レポート
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30%
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内容の理解度
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最終レポート
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30%
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内容の理解度
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英文テキストの理解度,および発表資料,レポートのまとめ方の是非を評価の基準とする.
<テキスト/Textbook>
Hector Garcia-Molina, Jeffrey D. Ullman, and Jennifer Widom
, Database Systems
:
The Complete Book
,
2nd Edition
.
(Pearson Education Limited, 2013)
,
1140
.
ISBN:978-1292024479
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<参照URL/URL>
<備考/Remarks>
本講義は DUET に示しているとおり,ネット配信型講義 (ZOOM を用いたオンライン型講義) となる.受講の際にはその点を十分に考慮すること.
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