シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


30830010 

△認知システム研究法特論2
Advanced Lectures on Research Methods in Cognitive Systems 2
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  杉尾 武志

<概要/Course Content Summary>

 諸々の文化的現象について理解を深めていくためには,文化の担い手である人間について知ることが不可欠である。本授業では,人間をその心のはたらきという観点から実証的に理解していくための方法論を修得することを目標とする。伝統的な文化を受け継いだり,新しい文化を生み出したりといった人間の認知に基づいた知的なふるまいは,システムとしてとらえることができる。こうした認知システムについて,いくつかのトピックをとりあげて最新の研究動向から,どのような方法論が認知科学的な研究において用いられているのかを学ぶ。

<到達目標/Goals,Aims>

 本授業の受講によって,心の基本機能について理解を深めることができるようになる。さらに,各トピックについての文献にあたり,整理することを通して認知科学的な研究の枠組みを修得することができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 共感覚とその仕組み  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献を事前に読むこと 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション1  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献をふまえて論点を整理しておくこと 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) メンタルローテーションとその仕組み  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献を事前に読むこと 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション2  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献をふまえて論点を整理しておくこと 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 物体認知の脳内メカニズム  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献を事前に読むこと 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション3  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献をふまえて論点を整理しておくこと 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) イメージ  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献を事前に読むこと 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション4  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献をふまえて論点を整理しておくこと 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 顔の認知  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献を事前に読むこと 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) ディスカッション5  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献をふまえて論点を整理しておくこと 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 認知地図  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献を事前に読むこと 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) ディスカッション6  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献をふまえて論点を整理しておくこと 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 認知科学をとりまく研究領域  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定した文献を事前に読むこと 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments)  

 文献についてはガイダンス時に指定を行う。内容および順序については予定から変更することがある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  60%  発表およびディスカッションへの参加 
課題  40%  研究計画をふまえて適切に作成されているか 

<テキスト/Textbook>

乾敏郎・吉川左紀子・川口潤(編)  『よくわかる認知科学』 (ミネルヴァ書房、2010)

 

 

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