2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

本講義では，パソコンによる実習を交えながら，既に獲得されているデータをどのように扱い，分析結果の出力を行うかについて，実践的に学ぶ．使用するソフトウェアはSASである．

＜到達目標/Goals,Aims＞

データの読み込みからデータクリーニング・データセットの加工を経て集計・分析を行えるようにし，その結果をプレゼンテーションやレポート作成，論文執筆等で活用できるようにする．

＜授業計画/Schedule＞

本講義では，実際にデータを扱えるようになることが主目標である．そのための基本となるデータベースや統計学の専門用語，基礎知識については，必要であれば補足的な説明をするが，最小限に留める．そのため，本講義の受講者はこれら知識をある程度獲得していることが望ましい．特に「定量的データ分析」「定性的データ分析」「データベースシステム」の講義が受講されていることが望ましい．　
本講義の中でプログラムの実例を紹介するが，これらを単になぞるのではなく，どのようなプログラムを作成するべきか，常に自分で考える姿勢が必要である．　
なお，講義の進度および受講者の理解度によって授業計画を変更することがある。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

出席すること自体は重視せず，習得した知識，技能を理解しているかを２回の課題で確認する。

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

＜参考文献/Reference Book＞