シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10807032-029 

△ジョイント・リサーチⅡ-29
Joint Research II-29
1単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

  下嶋 篤 中安 真理

<概要/Course Content Summary>

 ジョイント・リサーチⅡでは,各人の興味に応じて,歴史文化担当と,認知効果担当の役割を付し,融合して小グループを作る。今年度は,特定の絵画を題材として,各グループでその歴史文化情報の特徴を探究し,それに基づいて音声による効果的な解説の方法を考案する。グループ内の歴史文化担当には資料調査を,認知効果担当には眼球運動もしくは他の行動データの分析を主導させ,文理融合型の共同作業を行わせる。 
 担当者(下嶋)は,聴衆が絵解きを理解する際に重要となる視線移動を計測し,データ化する方法の演習を指導する。 
 担当者(中安)は,仏教寺院の展示施設で学芸員として勤務した経験を有し,その経験を活かし日本の仏教や美術の歴史について解説する。

<到達目標/Goals,Aims>

 図像を介したコミュニケーションで用いられるグラフィック戦略を理解し,その認知的効果を解明するために必要な,眼球運動等の行動データの取得・分析ができる。絵解きという総合芸術について理解し,特定の絵画のコンテンツを詳しく説明することができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 前半は,グループごとに行動実験,PCを使ったデータ分析を行う。 
行動データの分析(1) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 復習,課題の提出 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 行動データの分析(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,課題の提出 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 行動データの分析(3)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,課題の提出 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 行動データの分析(4)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,課題の提出 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 行動データの分析(5)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,課題の提出 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 行動データの分析(6)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,課題の提出 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 行動データの分析(7)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,課題の提出 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 行動データの分析(8)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,課題の提出 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 行動データの分析(9)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,課題の提出 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 後半は,グループごとに絵解き動画の作成を行う。 
絵解き作品の概要,作品全体の解説文の作成 
(授業時間外の学習/ Assignments) 絵解き作品全体の解説文の提出 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) グループ分け、絵解き動画と原稿の準備  (授業時間外の学習/ Assignments) 動画と原稿の内容について、グループ内で相談 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 絵解き動画と原稿の作成  (授業時間外の学習/ Assignments) 期限までに動画と原稿を提出できるよう、グループ内で作業を進める 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 絵解き動画と原稿の提出  (授業時間外の学習/ Assignments) 期限までに動画と原稿を提出できるよう、グループ内で作業を進める 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 絵解き動画の視聴とコメント提出  (授業時間外の学習/ Assignments) 期限までに動画を視聴し、コメントを提出する 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) コメントに対する回答,まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 期末レポートの提出 

・受講者が演習に参加するために、何らかの形でPCを利用できる環境にあることが必要である(自宅のPC、情報教室等、Mac・Windowsは問わない)。 
・基本的に、すべての回をネット配信にて行う。とくに前半の演習は、定められた授業時間に双方向オンラインで行うが、他の授業との関連でその時間にオンラインで参加ができない受講生がいる場合は、変更になる可能性がある。また、教育効果の観点から、演習の内容を変更する場合がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

視線計測データの分析に関わる定期課題  30%   
中間レポート  20%  視線計測データの分析に関わるまとめのレポートであり、方法の理解度、結果の提示の適切さ、結果の考察の正確さ・深さを評価する 
絵解き作品全体の解説文  15%  絵解きの対象とする作品全体への理解度 
グループで作成した絵解き原稿と動画  20%  原稿の完成度、動画の見やすさ・分かりやすさ 
絵解き動画へのコメントと回答  5%  コメントと回答の適切性 
期末レポート  10%  絵解きの実践にあたり、どの程度事前に調査し、どのように工夫したか 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
29 31.0 31.0 27.6 10.3 0.0 0.0 2.8

<参考文献/Reference Book>

授業中に指示する。

 

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