<概要/Course Content Summary>
複雑な社会問題や文化現象を正確に理解するためには,社会調査の技法を活用して1次データを収集するためのノウハウを把握するだけではなく,既存のデータに含まれる有用な情報を抽出して理論的考察を行うための技能も不可欠である。本特別研究指導は,社会調査の理論及び応用にかかわる研究論文の執筆方法を実践的に指導することを目的とする。 具体的には,複数の担当教員による異なる内容の指導を中心に,社会調査理論,調査設計方法,サンプリング,調査実施方法,各種の調査データ分析などに関連する研究報告・学術論文の執筆技能を習得させる。
<到達目標/Goals,Aims>
1.社会調査設計の理論的研究成果が理解できるようにする。 2.データに含まれる情報を分析的な内容にまとめる技法を身につける。 3.社会調査関係論文の執筆要領を理解できるようにする。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
全体的計画
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(内容/ Contents)
原則として集中指導と個別相談を併用して指導を行う。期間中は主としてゼミや輪読会などの形式を中心に,科学論文執筆の基礎的な知識を修得する。
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
指導内容
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(内容/ Contents)
・社会調査関連論文執筆の要件 ・アカデミック・ライティング ・英文アカデミック・ライティング ・分析結果の取りまとめ方 ・調査設計関連論文の執筆 ・サンプリング関連論文の執筆 ・調査票設計関連論文の執筆 ・実査関連論文の執筆 ・質的調査関連論文の執筆 ・定量分析関連論文の執筆 ・定性分析関連論文の執筆 ・テキスト分析関連論文の執筆
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(授業時間外の学習/ Assignments)
指定する文献の検索・レビュー
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<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)
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25%
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授業内容の理解度を評価する。
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クラスで発表など
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25%
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成果発表を評価する。
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提出物
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50%
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提出物を総合的に評価する。
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各担当者の指示に従って,それぞれの授業内容について積極的に取り組む。
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