シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


30806602 

△調査法特別演習Ⅱ
Advanced Seminars in Social Research II
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  鄭 躍軍

<概要/Course Content Summary>

 人文社会科学分野では,少数の対象者へのインタビューや典型的事例の観察などを行うことでデータを収集し,その分析を通じて特定の社会現象を明らかにする質的調査法が活用されている.この特別演習は,社会調査法のうち「量的調査法」に対して「質的調査法」と総称されるデータの収集・分析方法について,個別の方法(インタビュー法,参与観察法,ドキュメント分析法など)に関する基本的な理論と技能を習得することを目的とする.それぞれの方法にもとづく優れた既存研究を取り上げ,どのような方法が実際の研究の中でどのように生かされているかを具体的に検討しながら進めていく.

<到達目標/Goals,Aims>

1. 質的調査法の特性と基本的な手順について理解することができるようになる. 
2. 単なる資料の収集・分析方法のマニュアルではない実践的能力を身につける.

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 質的調査とは何か:質的調査の意義と特徴,量的調査との関係  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 質的調査の歴史:国内外の質的調査の略史  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) インタビューの技法(1):インタビュー法の基本的な知識  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) インタビューの技法(2):インタビュー法の基本的な方法  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) インタビューの実際:インタビュー法による研究事例を題材にしたディスカッション  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定文献の購読 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 参与観察法の技法(1):参与観察法の基本的な知識  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 参与観察法の技法(2):参与観察法の基本的な方法  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 参与観察法の実際:参与観察法による研究事例を題材にしたディスカッション  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定文献の購読 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ドキュメント分析法の技法(1):ドキュメント分析法の基本的な知識  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) ドキュメント分析法の技法(2):ドキュメント分析法の基本的な方法  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) ドキュメント分析法の実際:ドキュメント分析法による研究事例を題材にしたディスカッション  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定文献の購読 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 質的調査と調査倫理(1):社会調査の倫理,調査対象者との関係  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 質的調査と調査倫理(2):実際の倫理規程を題材にしたディスカッション  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 演習レポートの作成:関心ある方法に基づいたレポート作成  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート作成 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 全体の復習と総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 配付資料の復習 

受講者の状況に応じて,授業計画を変更する場合がある.

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加等)  70%  授業への積極的な参加を評価する 
期末レポート  30%  授業内容への総合的な理解度を評価する 

<テキスト/Textbook>

指定しない.担当者が作成する資料をもとに進める.

<参考文献/Reference Book>

授業中に適宜紹介する.

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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