<概要/Course Content Summary>
京都には,演劇・音曲・舞踊をはじめとする伝統芸能がいまも息づいている。また,茶道・華道・香道や料理・菓子など,京都ならではの文化も豊かである。能楽は金剛流のみ家元が京都在住である。このような都の地としての特別な生活環境のなかで育まれてきた,伝統的な芸能と文化の特質を,実際に各界において活躍中の,京都の伝統文化を担うゲスト講師による,経験を活かした講演を交えながら,オムニバス形式で講義する。 キーワード:京都,伝統芸能,能,茶道,華道,香道,百人一首,伝統文化継承
<到達目標/Goals,Aims>
日本人の精神基盤・生活態度にかかわり,最も基礎的である,伝統的な京都の文化を多角的かつ総合的に理解できるようになる。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
オリエンテーション (ゲスト講師のラインナップ紹介)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
授業中に指示する課題に取り組む(30分程度)。
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(実施回/ Week)
2~14
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(内容/ Contents)
ゲスト講師による京都の伝統文化(能,茶道,華道,香道,百人一首,伝統文化継承)の講演。 *ゲスト講師〈予定〉(敬称略) ・能:宇高 景子(金剛流宇高家 能面師) 宇高 竜成(金剛流シテ方宇高家) ・茶道:千宗屋(武者小路千家 家元後嗣) ・華道:池坊専好(華道家元池坊 次期家元 四代目) ・香道:畑 正高(株式会社 松栄堂 社長) ・百人一首:吉海 直人(同志社女子大学 表象文化学部 特任教授,公益法人小倉百人一首文化財団理事) 前田 直樹(大石天狗堂 代表取締役) ・伝統文化継承:牟田口章人(元ABC部長プロデューサー 元帝塚山大学教授) 吉田 謙一(富士ゼロックス京都株式会社 マーケティングサポート部 文化推進CSVグループ長) 【注意】 ゲスト講師は,今後,変更されることがある。
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(授業時間外の学習/ Assignments)
同上。
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(実施回/ Week)
15
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(内容/ Contents)
まとめ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
同上。
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これまで本授業は,毎回,ゲスト講師を迎えて講義を行ってきた。今年度も,できるかぎり例年のようにゲスト講師による講義を行っていきたいが,諸般の事情により,担当教員が講義を行うこともあり得る。 また,授業は非対面ということになったため,ネット配信により行われる。e-classに各回の授業コンテンツが提示され,毎回,提出物が課されるので,確認すること。授業コンテンツは,資料提示,オンデマンド(動画配信)によって提供される他,Zoomによる双方向オンライン授業も行う予定である。双方向オンラインでリアルタイム授業を行う場合は,受講できなかった学生のために,別途,録画を提示することにしている。 なお,受講者の習熟度により,授業の内容および進度を変更することがある。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点
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50%
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毎回の授業において,課題,および感想や質問の提出が求められる。内容に不備がある場合は,評価点なし,あるいは減点となることもある。
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学期末レポート
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50%
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実際の授業内容に則した学期末レポートを課す。生半可な知識の羅列では不可となる。
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<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
授業中に指示する。
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