シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10806214 

△世界の諸言語
Languages of the World
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  田中 雄

<概要/Course Content Summary>

世界には数多くの言語が存在するが,それぞれの言語に固有の特徴がある一方,複数の言語,あるいは全ての言語に共通する特徴も存在する。本授業では,日本語を含めた世界の言語を例に取りながら,言語の様々な側面(特に音声,音韻,形態,統語)に見られる「多様性」と「普遍性」の理解を目指す。具体的には,理論言語学で一般的な分析手法を用いて複数の言語の現象を分析し,その中から差異や共通点を見出すという作業を行う。またそこから発展して,言語に「多様性」と「普遍性」が存在する理由について考察する。

<到達目標/Goals,Aims>

世界の諸言語に見られる「多様性」と「普遍性」を理解することを主たる目標とする。また,言語学の基礎概念を学び,それを応用して様々な言語現象を分析する技術的知識を身につけることを目指す。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 導入;世界の言語の数,言語間の差異・共通点  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) インド・ヨーロッパ語族  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) その他のインド,ヨーロッパの言語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コーカサス諸語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 北アフリカ,中東の言語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中央アジアの言語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) サハラ以南のアフリカの言語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 東アジアの言語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 太平洋諸島の言語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) オーストラリア,パプア・ニューギニアの言語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) アメリカ大陸の言語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) ピジンとクレオール  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 世界の言語と日本語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ;期末レポートに取り組む 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 世界の言語と日本語  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ;期末レポートに取り組む 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 言語と文字;まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,クイズ;期末レポートに取り組む 

備考:授業の内容は,進度等に応じて変更する可能性がある。 
 
[授業形態について] 
 
すべての授業をオンデマンドのネット配信授業(動画配信)で実施する。クイズ,課題の配布・提出もネット上で行われる。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

クイズ  30%  授業の理解度を測るためのクイズを各講義で出題する。 
課題  30%  授業の理解度を測るための課題を学期中に複数回出題する。内容を総合的に評価する。 
期末レポート  40%  授業で学んだ知識を応用し,言語データを収集・分析して論述する課題を出題する。内容,論理構成等を総合的に評価する。 

 
備考1:クイズ,課題,期末レポート等は時間厳守であり,期限後に提出されたものは原則的に受け付けない。 
備考2:世界の言語の音声の発音や聞き取りの練習課題を出し,評価の対象とすることがある。 
備考3:クイズの回答の未提出が5 回を超える場合は,他の評価項目の点数に関わらず授業評価を「不可」とする。 
備考4:授業の一部内容について,日本語と英語を併用して説明を行うことがある。英語の能力は必須ではないが,英語学習に対する興味を持っていることが望ましい。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
154 13.6 29.2 21.4 12.3 23.4 0.0 2.0 *

<テキスト/Textbook>

各講義用に資料を提供する。

<参考文献/Reference Book>

バーナード・コムリー他 (2005) 『世界言語文化図鑑』. 東洋書林. 
Pereltsvaig, Asya (2012) Languages of the World. Cambridge University Press. 
東京外大語学研究所編 (1998) 『世界の言語ガイドブック』. 三省堂. 
 
その他,授業中に随時紹介する。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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