<概要/Course Content Summary>
授業では,同じ言語の話者であってもその人の性別,年齢,出身地といった属性や場面によってことばづかいが異なるような事例を解説する。先行研究を通してふだん何気なく使っている言語の多様性とその要因を理解し,新規データに対して適切に分析および考察を行えるようになることを目指す。受講生自らデータ収集を行い,期末レポートでは,そのデータを用いて統計分析を行った結果を報告する。
<到達目標/Goals,Aims>
言語と社会の関係を理解し,社会言語学分野の先行研究との比較を交えて授業中に収集した言語現象の分析を行い,その結果を適切な形式で論述できるようになる。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
オリエンテーション
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
2
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(内容/ Contents)
言語と社会
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習:テキストの第1章を読む
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(実施回/ Week)
3
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(内容/ Contents)
言語と社会階級
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習:テキストの第2章を読む
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(実施回/ Week)
4
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(内容/ Contents)
言語と民族
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習:テキストの第3章を読む
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(実施回/ Week)
5
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(内容/ Contents)
言語と性別
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習;テキストの第4章を読む
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(実施回/ Week)
6
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(内容/ Contents)
言語と場面
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習:テキストの第5章を読む
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(実施回/ Week)
7
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(内容/ Contents)
言語と社会的相互作用
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
8
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(内容/ Contents)
言語と国家
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習:テキストの第6章を読む
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(実施回/ Week)
9
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(内容/ Contents)
言語と地理
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習:テキストの第7章を読む
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(実施回/ Week)
10
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(内容/ Contents)
言語と接触
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
11
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(内容/ Contents)
言語と人権
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
12
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(内容/ Contents)
ら抜きことば・可能表現のゆれ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習:配布資料を読む
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(実施回/ Week)
13
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(内容/ Contents)
仮定表現のゆれ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習:配布資料を読む
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(実施回/ Week)
14
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(内容/ Contents)
レポートについて
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習:配布データに目を通す
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(実施回/ Week)
15
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(内容/ Contents)
国語に関する世論調査
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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この講義は,ネット配信(オンデマンド型)で行う。講義に関する連絡は,e-classを通じて行う。講義内容に関する質問は,e-classの「掲示板」で受け付ける。今後の状況次第で,再度授業計画を変更する可能性がある。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
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平常点
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15%
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・講義動画の視聴履歴と質問紙調査への参加度を評価する。
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小テスト
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45%
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・講義で扱った内容に関する問いへの解答を評価する。 ・小テスト解答の提出が半分以下の場合は,成績を「F」とする。
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期末レポート
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40%
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・日本語のゆれに関する研究調査データを利用したレポートを提出させ,その内容を評価する。 ・期末レポートが未提出の場合は,成績を「F」とする.
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・小テスト,期末レポートのいずれも,合理的な理由なく締め切り時間を過ぎたものは受理しない。 ・期末レポートでは,統計的分析が求められる。授業では分析方法や統計ツールの使い方の解説は最小限しか行わないため,別途データサイエンス関連の科目を履修することを推奨する。
<成績評価結果/Results of assessment>
成績評価の見方について/Notes for assessment
| 登録者数 |
成績評価(%) |
評点 平均値 |
備考
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| A |
B |
C |
D |
F |
他 |
| 260 |
8.1 |
23.8 |
24.2 |
15.0 |
28.8 |
0.0 |
1.7 |
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<テキスト/Textbook>
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P. トラッドギル 『言語と社会』 (岩波書店、1975)
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<参考文献/Reference Book>
期末レポートでは,テーマに合わせて積極的に自分で参考文献を探すことが求められる。
<参照URL/URL>
<備考/Remarks>
<履修上の注意> 2009年度以降の学生は,「ことばの科学」「ことばと文化」「データサイエンス基礎」の履修を推奨する。
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