シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10806033-001 

△アドバンスト・コロキアム-1
Advanced Colloquium-1
1単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

深川 大路 福田 智子 原 尚幸 星 英仁
伊藤 紀子 岩本 真裕子 SONG JAEHYUN 杉本 裕二
鋤柄 俊夫 田中 雄 宿久 洋 山内 信幸

<概要/Course Content Summary>

本科目は,異なる年次の学生が共に学ぶ場である。卒業研究に関する発表を聴講し,グループごとに発表内容に関する討論を行うことで意見交換を行い,発表者に対するコメントおよび質問をまとめる形式で進行する。さらに,聴講した卒業研究に関する発表を取り上げ,発表に対するグループごとの討論をふまえ,独自のリサーチや議論を追加したうえで,グループごとに発表を行う。発表の聴講,グループ内での討論,プレゼンテーションとそれに対する質疑応答を通して自分自身の問題意識をより明確にすると同時に,卒業研究においてどのようなテーマで取り組んでいくかを考える機会とする。

<到達目標/Goals,Aims>

・文化情報学の研究テーマを理解できるようになる。 
・発表を聴いて理解し,要約することができるようになる。 
・発表に対する疑問点を整理して,質問できるようになる。 
・卒業研究のテーマについて考え,準備ができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) ガイダンス,レポートの書き方  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義資料を閲覧しオンデマンド動画を視聴する。参考文献を熟読する。 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 研究発表の場を考える:質疑応答をどのように進めるか。  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義資料を閲覧しオンデマンド動画を視聴する。参考文献を熟読する。 
グループごとに討論を行う。 
(実施回/ Week) 第3回から第13回  (内容/ Contents) 卒業研究の発表動画を事前に視聴したうえで,授業時間内に行われる質疑応答(リアルタイム)に参加する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業時間前に卒業研究の発表動画を視聴して小レポートを作成する。 
討論の結果をグループごとにまとめる。 
(実施回/ Week) 第14回から第15回  (内容/ Contents) 事前に作成した期末レポートの草稿を題材に,コロキアム受講者を交えたグループワークを行う。グループ内での討論に参加する。討論の内容を小レポートにまとめる。  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業時間前に卒業研究の発表動画を視聴して小レポートを作成する。 
討論の結果をグループごとにまとめる。 

・授業時間中の指定された時間(30~40分程度)をコアタイムとして,コアタイムには毎回リアルタイムの討論を行う。Microsoft Teams を用いて音声またはテキストのやり取りを行うための環境(モバイル PC,タブレット,スマートフォン等)を準備すること。 
・授業時間の一週間前から提供される発表資料やオンデマンド動画(1発表あたり10分,1回あたり3~4発表)を閲覧して個人で小レポートを作成すること。小レポートは事前に発表資料や下記の参考文献を熟読した上で作成すること。 
・生じた疑問点などはコアタイム中に実施される質疑応答において,発表者に積極的に質問すること。 
・やむを得ない理由によってコアタイムに実施される討論に参加できない場合は,非同期による討論を授業時間外に行うことを認める場合がある。 
・期末レポートは聴講した卒業研究発表の中から1つ選んで自分自身がリサーチした点や議論を十分に追加してまとめ,かつ卒業研究の構想も含めること(本文の文字数は3,000字以上)。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,グループでの討論への参加)  50%  出席を重視する。欠席が授業回数5回を超える場合(つまり6回以上の場合)は他の評価項目の点数に関わらず不合格とする。ただし,5分以上の遅刻および早退も欠席として扱う。 
発表者に対するフィードバック(グループ単位)  10%   
小レポート  15%  指定された日時(第3~13回は各回の前日)までに提出すること。 
期末レポート  25%  まず草稿を第13回の1週間後までに提出すること。最終版は授業最終回の1週間後までに提出すること。未提出の場合は他の評価項目の点数に関わらず不合格とする。 

・提出された小レポートや期末レポートに著しい不備や問題がある場合は,当該レポートの再提出を求める場合がある。定められた期限内に再提出に応じない場合は,未提出として扱う。 
・小レポートや期末レポートは個人で作成すること。なりすまし・盗用・剽窃等の不適切な行為が判明した場合には当該レポートを0点とし,学部教授会に報告する。

<参考文献/Reference Book>

佐藤望ら(編著)  『アカデミック・スキルズ-大学生のための知的技法入門-』第3版 (慶応義塾大学出版会、2020)ISBN:978-4766426564 
 

白井利明・高橋一郎  『よくわかる卒論の書き方』第2版 (ミネルヴァ書房、2013)ISBN:978-4623065721 
 

山口裕之  『コピペと言われないレポートの書き方教室: 3つのステップ』(新曜社、2013)ISBN:978-4788513457 
 

 

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