シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


30770051 

△国際法研究
Study on International Law
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  酒井 啓亘

<概要/Course Content Summary>

国際社会の諸問題において国際法がいかなる役割を果たすかという観点から,浅田正彦編著『国際法【第4版】』(東信堂,2019年)を講読し,問題点を受講生の間で議論しながら国際法の具体的な適用形態を学ぶことにする。国際法の初学者でも受講可能である。ただし,受講者の希望により,講義内容については柔軟に対応することにしたい。

<到達目標/Goals,Aims>

講義で扱った分野に関連する国際法規則の基本的な内容を把握するとともに,その背景にある国際法の考え方を理解し身につけられるようになることが望ましい。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) イントロダクション  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキストのはしがきや目次をあらかじめ読み,内容を概観しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 第1章「国際法の基本構造」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第1章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 第2章「法源・慣習法」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第2章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 第3章「条約法」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第3章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 第4章「国家」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第4章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 第5章「国家の主権と管轄権」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第5章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 第6章「国家機関」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第6章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 第8章「国家領域」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキストの第8章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 第10章「海洋法」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。   (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第10章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 第11章「外国人の法的地位」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。    (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第11章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 第12章「人権の国際的保障」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。   (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第12章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 第15章「国家責任法」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第15章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 第17章「紛争解決」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第17章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 第18章「国際安全保障法」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第18章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 第19章「武力紛争法」について担当者が報告した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第19章を読んでおくこと(1時間) 

受講生からの要望があれば,上記授業計画を変更して,できる限りその要望に応えるようにしたい。第1回目の授業の際に意見を聞くので,上記内容にかかわらず国際法に関心があるものは積極的に出席してほしい。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  出席回数や発言回数のほか,国際法の知識に自らの意見を表明できるか 
クラスで発表など  40%  国際法規則の具体的な適用を理解できているか 
クラスへの貢献度  30%  クラスでの議論を活性化させる質問や意見を提示できるか 

積極的な授業への参加が望まれる。

<テキスト/Textbook>

浅田正彦編  『国際法【第4版】』 (東信堂、2019) ISBN:9784798915456 

 

位田隆一・最上敏樹編集代表  『コンサイス条約集』第2版  (三省堂、2015) ISBN:9784385323251 

 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。