シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10702616-020 

△政策トピックス-20 (食と農を社会から考える)
Policy Issues-20 -Food, Agriculture, and Society-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  岩島 史

<概要/Course Content Summary>

ネット配信授業を行います。音声付きパワーポイントスライドもしくは,講義動画をE-classにアップロードし,必要に応じて小レポートやコメントペーパーの提出を求めます。秋学期全体で数回程度,zoomを用いて質問やディスカッションの時間を設ける可能性もあります。 
現代社会において,従来,食料の生産(農業)に関することと食に関することは,政策レベルでも日常的な意識のレベルでも,全く別のものとして扱われていました。本講義では,だれにとっても身近でだれもが当事者である「食」から,食料の生産すなわち「農」に関わる技術,社会,人々,そしてグローバルな政治問題や環境問題,格差やジェンダーの問題にまで視野を拡げることをめざす。日常生活の身近な「食」を通して,見えるもの,そしてその背後に隠れていて見えづらい多様な問題について,多角的に考える。

<到達目標/Goals,Aims>

現代社会における食と農に関する幅広い視点を獲得する。食と農に関する社会問題についての基礎知識を身につける。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) イントロダクション  (授業時間外の学習/ Assignments) 食と農のつながりについて自分なりに調べる(1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 日本の農村社会(1):過疎高齢化  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 日本の農村社会(2):地域活性化  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 農業と自給率  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 農業を支える土地と労働  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 農村女性政策と農村ジェンダー  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 食と農の社会学:食育を事例に  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 食と農のグローバル化とフードポリティクス  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 遺伝子組換え作物をめぐる社会的議論(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 遺伝子組み換え作物をめぐる社会的議論(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) バイオ燃料をめぐる社会的議論  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 作物遺伝資源の管理と生物多様性  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 食と農にかかわる科学技術を問い直す(1)農薬を事例に  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 食と農にかかわる科学技術を問い直す(2)日本における有機農業の展開  (授業時間外の学習/ Assignments) 扱うテーマについて事前に自分なりに調べる(1時間),復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 全体のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義全体について復習する(3時間) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  40%  出席と積極的な参加姿勢,コメントペーパー 
期末レポート試験  60%  授業内容の理解度を評価する 

レポート試験は,授業内容の理解度と適切な論理展開がされているかを評価します。1度も出席せずにレポートのみを提出しても評価対象とはしません。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
90 23.3 18.9 21.1 13.3 23.3 0.0 2.1

<テキスト/Textbook>

教科書は指定しません。授業の各回に必要な資料を配布します。

<参考文献/Reference Book>

池上甲一, 原山浩介編  『食と農のいま』(ナカニシヤ出版、2011)ISBN:9784779505614 
 

桝潟俊子・谷口吉光・立川雅司編著  『食と農の社会学-生命と地域の視点から-』(ミネルヴァ書房、2014)ISBN:9784623070176 
 

 

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