シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10702251 

△コミュニティ創造政策
Community Development Policy
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  野田 遊

<概要/Course Content Summary>

 授業では,自治体の首長や政治家,民間等で活躍されているゲストスピーカーを招き,コミュティや政策,社会の実情について,実践的知識と知恵をご提供いただき,コミュニティを創造するための政策のあり方について検討する。書籍やネット,他の授業では決して学ぶことができない内容をお話いただくので,これから社会に出て行くみなさんには,地域との関わり方や仕事の仕方の参考にもしていただきたい。 
 授業は,COVID-19感染リスク拡大への対応のため,Zoomを用いてオンラインで行うことを基本とする。第1回目は,わたしから授業の進め方をZoomオンラインで説明する(URLは下に記載)。第2回目以降,10名のゲストスピーカーにZoomオンラインで授業をしていただく。具体的には授業計画のとおり,政治家3名(泉佐野市長,京田辺市長,元京都党党首),行政関係2名,民間5名(雑誌編集長,新聞記者,NPO的サービスも行う企業,シンクタンク等)である。ZoomのURLはDUETのメッセージで連絡するため,必ず確認すること。また,ゲストスピーカーの授業は12月中に終了し,その後数回分は,eclassから動画配信(オンデマンド)とするため,時間をみつけてみておくこと。 
 
<重要な留意点> 
 Zoomによるオンラインの授業はすべて時間割の開始時間にはじめます。前後に他の授業があり,オンライン授業に間に合わない場合の代替措置はいっさいないものとして,必ずWiFiがあるなどの環境でPC等を用意してオンライン授業を受けられるようにしてください。もしゲストスピーカーによる講義を受講するうえで,WiFiが接続できない,もしくはその心配がある場合は授業を行っている教室で受講するようにしてください。教室では,Zoomによる映像を映し出します。授業を行う教室で受けるか,教室以外のWiFiが通じる環境でうけるかはいずれでもかまいません。 
 ゲストスピーカーの先生方には,録画・録音しないので,現場の生の声をZoomでお話いただくことをお願いしています。このため,録画や録音をして事後的に聞くなどといった代替措置もありませんので,なにとぞご理解お願いいたします。 
 また,授業中は,ゲストスピーカーの先生方が臨場感をもってみなさんに話しかける環境にすることを重視しています。このため,Zoom上では履修者は顔を出して聞いていただくようにお願いします。お二人の市長をはじめ何名かの方々は同志社の卒業生で,同志社の学生に伝えたいという熱い思いで,忙しいところほぼボランティアで協力していただいています。Zoom上で講義する側の立場では,みなさんの顔が見えないなかで話すのは力が入らず拍子抜けになるため,履修者のみなさんはZoom上で顔を出して授業に参加することでお願いします。どうしても顔を出して受講するのを拒否される場合は第1回目の授業でその点について確認したいと思います。第2回目以降は確認しませんのでご了承ください。 
 なお,大学のWiFi環境が予想通り機能するかを第1回目の授業で確認します。履修しようと思う学生は必ず第1回目の授業に参加してください。 
 
<リアクションペーパーの提出と出席> 
 ゲストスピーカーの講義は,毎回リアクションペーパーをeclassで提出いただきます。内容は講義の要約です。毎回の分量は200字以上500字以内でワードで作成し,講義のあった週の週末までを期限とします。第1回目の授業でお伝えしますが,Zoomの機能で,出席確認を行います(教室参加者は教室で出席確認)。Zoomには,10桁の学生IDで入ってください。その10桁の数字で出席確認をしますので間違いのないようにしてください。間違えてしまった場合は,授業終了後までに私にチャット(またはメール)でご連絡ください。出席をせずにリアクションペーパーを出しても評価対象にはなりませんのでご注意ください。なお,評価対象は,ゲストスピーカーの授業へのリアクションペーパーのみです。わたしのオンデマンドの動画はコミュニティの創造や政策の理解のご参考にしてください。 
 
<第1回目授業のURL> 
第1回目の授業のZoomのURLは以下のとおりです。ご参加ください。第2回目以降のZoomのURLはセキュリティの関係上,DUETのメッセージでお知らせします。履修登録の関係でZoomのURLを連絡したDUETのメッセージが見れない場合は,直接私までメールしてください(個別対応は履修登録確定以降はいたしませんのでご了承ください)。 
 
トピック: コミュニティ創造政策第1回(9/29) 
時間: 2020年9月29日 01:00 PM 大阪,札幌,東京 
https://zoom.us/j/98235795580?pwd=bzRiWjNSQnRsc01LM3JGbEtuOWZmZz09 
ミーティングID: 982 3579 5580 
パスコード: 287895

<到達目標/Goals,Aims>

コミュニティを担う多様な主体間の関係を理解したうえで,コミュニティを創造するための条件や政策について説明できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 授業の進め方  (授業時間外の学習/ Assignments) コミュニティをとりまく時代の潮流について復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 京田辺市のまちづくり~しなやかな地域社会をつくるために~ (京田辺市 市長)  (授業時間外の学習/ Assignments) 地域社会づくりについて復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 泉佐野市政について(ふるさと納税に関する自治のお話)(仮) 
(泉佐野市 市長) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 特徴的な市政について復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 都道府県と市町村の相違(仮) 
(同志社大学院生) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 都道府県と市町村の関係について復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 京都市政について(仮) 
(元京都市会議員 京都党 前代表) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 京都市政について復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 記者からみた地域(仮) 
(京都新聞社編集局 報道部記者) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 記者からみた地域について復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 公園を育てるこころみ(神戸市の東遊園地を生き返らせたお話) 
(株式会社村上工務店代表取締役社長) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 公園を育てるこころみについて復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 小学校を中心とした地域コミュニティと学校施設アセットマネジメント 
(宇治市教育委員会学校管理課長) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 学校施設アセットマネジメントについて復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 地域のインフラとしての情報メディア 
(株式会社KADOKAWA 関西ウォーカー編集長) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 地域の情報のとらえ方や発信の仕方について復習(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 環境概論(Think Globally, Act Locally) 
(パピエ プラン&コーディネーター) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 環境政策ついて復習(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) コミュニティの創造,地域の持続可能な発展のために,シンクタンクができること 
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社主任研究員) 
(授業時間外の学習/ Assignments) シンクタンクについて復習(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) コミュニティ創造政策の現状 
(野田,ecalssによるオンデマンド) 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 日本のコミュニティの可能性について復習(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) コミュニティ創造政策の現状 
(野田,ecalssによるオンデマンド) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 日本のコミュニティの可能性について復習(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) コミュニティ創造政策の課題 
(野田,ecalssによるオンデマンド) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 日本のコミュニティの課題について復習(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括 
(野田,ecalssによるオンデマンド) 
(授業時間外の学習/ Assignments) コミュニティ創造のための政策について授業を振り返り再検討(1時間) 

上記計画は一例であり,内容,順序等は教員の指示による。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  100%  ゲストスピーカーによる講義について,リアクションペーパー(講義の要約)で評価する。10点×10回=計100点 

コミュニティ創造に関わる知見や事例に加え,課題や改善方向まで含む理解が必要である。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
295 46.4 15.3 15.9 10.5 11.9 0.0 2.7

<テキスト/Textbook>

講義の中で教員が指示する。

<参考文献/Reference Book>

今川晃編著  『地方自治を問いなおす-住民自治の実践がひらく地平線-』(法律文化社、2014)ISBN:9784589035929 
 

同志社大学政策学部10周年記念出版編集委員会編  『政策学ブックレット 地域の自立は本当に可能か』(学芸出版社、2014)ISBN:9784761509033 
 

 

 

その他は講義の中で指示する。

<備考/Remarks>

自治自立の精神や一国の良心を考えるうえで,新島襄が残した言葉に学ぶよう心がけてください。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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