シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10700121-038 

△演習Ⅲ-38 (市民ニーズと政策)
Seminar III-38 -Citizen preferences and government services-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  野田 遊

<概要/Course Content Summary>

地域社会を担う市民それぞれが地域の課題に向き合い,自治体のオーナーシップを意識し,互いに妥協しあうためのルールについて検討することを目的とする。その前提として,地方自治に関わる主要な制度とアクターについての知識は事前に把握しておくことが求められる。授業では,具体的な地方自治体を対象に政策課題をいくつか検討のうえ,調査研究を進め,討論とプレゼンテーションを重視しながら地域の課題の吟味と解決策について検討を進める。あわせてそれらの検討過程で,他大学との合同ゼミや政策コンペに参加し,多面的な問題把握とその解決のあり方について深く理解する。なお,授業は,講師の民間研究所時代の実務経験をもとに,実践的知識と知恵の実社会での活用方法が理解できるよう進める。

<到達目標/Goals,Aims>

・公共的問題を多面的に把握し,その解決策を析出する能力が身につく 
・市民と政府の関係をふまえ,自治意識を強くもつようになる

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 授業の進め方について討論  (授業時間外の学習/ Assignments) 半年間の研究の進め方について検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 研究対象自治体の検討と調査方針の特定  (授業時間外の学習/ Assignments) 研究対象とすべき自治体を特定しその特徴を調べておく(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 自治体調査の設計  (授業時間外の学習/ Assignments) 自治体調査の設計について検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 自治体調査の実施  (授業時間外の学習/ Assignments) 調査遂行上の課題について検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 自治体調査の結果の分析  (授業時間外の学習/ Assignments) 調査結果の解釈について検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 公共的問題の多面的検討  (授業時間外の学習/ Assignments) 対象とする問題についてできる限り多くの論点を検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 市民間の関係・政府と市民の関係の検討  (授業時間外の学習/ Assignments) 市民の自治意識のあり方について検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 合同ゼミ・政策コンペに向けた準備  (授業時間外の学習/ Assignments) 合同ゼミ・政策コンペ参加にあたって必要な調査を検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 合同ゼミ・政策コンペに向けた計画  (授業時間外の学習/ Assignments) 合同ゼミ・政策コンペ参加にあたって必要な調査を検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 合同ゼミ・政策コンペに向けた調査  (授業時間外の学習/ Assignments) 調査結果について分析し解釈を検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 合同ゼミ・政策コンペに向けた調査結果の整理  (授業時間外の学習/ Assignments) 調査結果について分析し解釈を検討しておく(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 調査結果の吟味とプレゼンテーションの検討  (授業時間外の学習/ Assignments) 政策コンペ・合同ゼミに向けたプレゼンを練習しておく(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 政策コンペ参加  (授業時間外の学習/ Assignments) 政策コンペのためのプレゼンの完成度を高めておく(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 合同ゼミ参加  (授業時間外の学習/ Assignments) 合同ゼミでのプレゼンの完成度を高めておく(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 自治体調査及び政策提案の再検討  (授業時間外の学習/ Assignments) 半年間の研究活動の感想と課題を検討しておく(1時間) 

上記計画は一例であり,内容,順序等は教員の指示による。最初の時間に,研究対象とする訪問自治体について検討する。あわせて短期間での準備が必要となるが,学生の政策コンペなど参加できそうなものがあれば検討する。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  50%  出席は前提として,発言やリーダーシップ,プレゼンなどの状況から,クラスへの参加や貢献の度合いを判断する 
小レポート  50%  研究課題に関するレポートの提出を最後に求める 

グループでの研究も多々ありますので,積極的に発言するように心がけてください。なお,出席は前提です。

<テキスト/Textbook>

講義の中で教員が指示する。

<参考文献/Reference Book>

野田遊  『市民満足度の研究』(日本評論社、2013)ISBN:784535586512 
 

その他は講義の中で指示する。

<備考/Remarks>

積極的な参加によりクラスに貢献するようにしてください。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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