シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10700101-034 

△演習Ⅰ-34 (生活保障)
Seminar I-34 -life security-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  畑本 裕介

<概要/Course Content Summary>

社会保障制度のあり方,社会福祉行政のあり方について専門的な研究に携わりたい学生,生活のあり方(生活構造)や生活保障のあり方を広く研究していきたい学生を募集します。 
 
演習Ⅰでは,1)課題図書の輪読,2)福祉を中心とした生活保障についての映像資料の視聴,3)前週の映像資料についてのディスカッション+新聞漫画の分析+生活構造調査の報告,を1セットとして繰り返していく形式で演習を進めていきます。 
このうち生活構造調査とは,各年の統一テーマのもと各自が設定するテーマに沿った社会学的調査を行ってもらうものであり,最後に報告会を行います。統一テーマは,生活や社会福祉に関連するものであれば,カバーする範囲は広く考えています。 
以上のように運営の原則は定めていますが,実施形態は柔軟性を持ちたいと考えていますので,詳細は学生と相談の上決めて行くつもりです。

<到達目標/Goals,Aims>

①社会保障制度の背景となる生活の問題についてみずからの見解をもてるようになる。 
②学術書を読み解く読解力を身につける。 
③プレゼンテーションの技術を磨き自信を持って発表ができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション・生活構造調査の統一テーマについて意見集約 
ライフコース演習(進路について考える。) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 調査テーマの構想。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 映像資料の視聴1(ホームレス)  (授業時間外の学習/ Assignments) 映像資料に関連する資料を収集する。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 前の週の映像資料にもとづくディスカッション1 
生活構造調査のテーマ設定・調査対象の選定 
(授業時間外の学習/ Assignments) 映像資料について考察し発表準備をする。 
各自の設定する調査テーマについて発表レジュメを作成。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 輪読1  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献の読解。 
レジュメ担当者はレジュメ作成。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 映像資料の視聴2(認知症)  (授業時間外の学習/ Assignments) 映像資料に関連する資料を収集する。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 前の週の映像資料にもとづくディスカッション2 
新聞漫画の分析(平成3年1月) 
生活構造調査の中間報告1(進捗状況の確認) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 映像資料について考察し発表準備をする。 
新聞漫画の切り抜きを作成。 
各自の設定する調査テーマについて発表レジュメを作成。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 輪読2  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献の読解。 
レジュメ担当者はレジュメ作成。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 映像資料の視聴3(障害者福祉:出生前診断・地域移行)  (授業時間外の学習/ Assignments) 映像資料に関連する資料を収集する。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 前の週の映像資料にもとづくディスカッション2 
生活構造調査の中間報告2(インタビュー結果の報告) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 映像資料について考察し発表準備をする。 
各自の設定する調査テーマについて発表レジュメを作成。 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 輪読3  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献の読解。 
レジュメ担当者はレジュメ作成。 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 映像資料の視聴4(福祉の運営:ICTの弊害)  (授業時間外の学習/ Assignments) 映像資料に関連する資料を収集する。 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 前の週の映像資料にもとづくディスカッション 
新聞漫画の分析(平成3年2月) 
生活構造調査の中間報告3(インタビューをまとめる方向性の検討) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 映像資料について考察し発表準備をする。 
新聞漫画の切り抜きを作成。 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 輪読4  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文献の読解。 
レジュメ担当者はレジュメ作成。 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 生活構造調査のまとめと分析のためのグループワーク  (授業時間外の学習/ Assignments) 調査結果を発表できる形式に整理。 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 生活構造調査の報告会  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表用のパワーポイントの作成。 

学生と相談の上で予定を変更することがあります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  60%  出席を重視します。授業へ積極的な参加が行われている場合にのみ点数を与えます。 
クラスで発表など  20%  調査の報告内容と発表の状況によって評価します。 
クラスへの貢献度  20%  授業に積極的に参加しレジュメやレポートの作成を適切に行っている場合に加点するものです。 

<テキスト/Textbook>

テキストは授業の最初の回に指定します。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。