シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10700101-015 

△演習Ⅰ-15 (日本の経済政策)
Seminar I-15 -Economic Policy in Japan-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  野間 敏克

<概要/Course Content Summary>

この演習では,日本の経済政策の考え方を学び,議論し,研究する。 
まず演習Ⅰでは,幅広い問題に関心をもてるよう「経済財政白書」または日本経済に関するテキストを輪読する。基本的スタイルとしては,毎回担当者による報告と参加者からの質疑,全体での討論をくりかえすことになる。ただしこの演習を通して,日本経済の分析に使用されているようなツールを身につけるため,データのダウンロードとEXCEL図表の作成などを全員に課す予定である。また,冬休み明けには各人の関心にそって,EXCELを使ったレポートの提出と報告を求める。

<到達目標/Goals,Aims>

日本経済を分析した学術的文章を読めるようになり,自らデータを集め図表を使って,分析,発見,主張などができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 演習の進め方  (授業時間外の学習/ Assignments) 参考URLをみる 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 経済財政白書の概説(教員より)  (授業時間外の学習/ Assignments) 白書の入手と予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 白書(H31年版の場合)第1章 日本経済の現状と課題3 
第1節 海外経済の動向と日本経済への影響 
1 中国経済の減速等の影響がみられる日本経済の現状 
(授業時間外の学習/ Assignments) 予習とパワポレジュメ作成(事前に読むだけなら1時間,報告担当だと準備には5~6時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 第1節 2 海外経済の動向が日本経済に影響を与える経路 
3 展望と今後のリスク要因  
(授業時間外の学習/ Assignments) 第1章第1節の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 第2節 家計の所得・消費動向  (授業時間外の学習/ Assignments) 第2節の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 第3節 人手不足と生産性,賃金,物価の動向  (授業時間外の学習/ Assignments) 第3節の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 第2章 労働市場の多様化とその課題  
第1節 多様な人材が労働参加する背景     
(授業時間外の学習/ Assignments) 第2章第1節の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 第2節 働き方の多様化に向けて求められる変革      (授業時間外の学習/ Assignments) 第2節の予習 
+EXCEL練習問題 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 第3節 労働市場の多様化が経済に与える影響  (授業時間外の学習/ Assignments) 第3節の予習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 第3章 グローバル化が進む中での日本経済の課題 
第1節 日本の貿易・投資構造の変化 
(授業時間外の学習/ Assignments) 第3章第1節の予習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 第2節 世界貿易の変化や最近の海外経済の動向が日本経済に与える影響  (授業時間外の学習/ Assignments) 第2節の予習   
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 第3節 グローバル化が進展する中での日本経済の課題  (授業時間外の学習/ Assignments) 第3節の予習 
レポートテーマ,データさがし 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) レポートテーマの発表・打合せ  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート作成 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) レポート報告会  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート発表準備 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) レポート報告会と次年度に向けた相談  (授業時間外の学習/ Assignments) 次年度学習計画 

報告と議論の内容は,『経済財政白書』(2020年夏に出版予定)にあわせて変更される。 
あるいは日本経済に関するテキストを選ぶ場合は,そのテキスト構成にあわせて変更される。 
報告担当箇所だけでなく,全ての内容を読み,毎回質問や意見ができるようにしておくこと。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  50%  出席,質問,議論への参加 
中間宿題,期末レポート  30%  EXCEL練習問題提出,レポートの作成と提出 
クラスでの発表など  20%  担当箇所およびレポート発表 

何よりも出席をして,情報を聞き逃さない,見逃さないこと。

<テキスト/Textbook>

内閣府  『経済財政白書2020年版』 (2020年夏発行の予定 ) 白書の内容は内閣府のHPから全文ダウンロードすることができる。 

 

浅子和美・篠原総一・飯塚信夫編  『入門・日本経済』第6版  (有斐閣、2020年)

 

演習が始まるまでに,『経済財政白書』や『入門・日本経済』第6版よりも適当な書物が新しく発行された場合には,そちらを用いる場合もある。

<参考文献/Reference Book>

山下・石橋・伊東・上藤・黄・鈴木著   『はじめよう経済学のための情報処理[第4版]-EXCELによるデータ処理とシミュレーション-』第4版 (日本評論社、2014)
 

 

 

山下他の参考書の一部を宿題として課す予定。 
その他の参考文献は白書やテキストの内容にあわせ紹介する。

<参照URL/URL>

内閣府 
 

<備考/Remarks>

現代経済入門,経済学入門の講義を履修済みのこと。 
 
この演習を履修する以前に身につけておくことが望ましいスキル: 
■ 読解能力(日本語) 
□ 読解能力(英語) 
■ 作文能力(日本語) 
□ 作文能力(英語) 
■ プレゼンテーション能力(日本語) 
□ プレゼンテーション能力(英語) 
□ 調査能力 
□ 統計分析能力 
□ 政策(企画)立案能力 
□(        担当者自由記述欄) 
 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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