シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10700101-010 

△演習Ⅰ-10 (政策立案工房)
Seminar I-10 -Policy-Making Workshop-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  風間 規男

<概要/Course Content Summary>

授業形態:対面授業 
 この演習は,国・地方・グローバルなレベルで起こっている問題について分析し,現に実施されている政策を評価し,課題を明らかにし,具体的な解決策を提示することを目的とする。 
 演習Ⅰでは,政策研究の基本を学んでもらうために,まずグループワークを行う。①コンソーシアムプロジェクト…大学コンソーシアム京都の「京都から発信する学生政策交流大会」に出場し,現状のリサーチ,制度設計などを学ぶ。②アイディアプロジェクト…あるテーマに関する斬新なアイディアを創出しその事業化を図る。以上の2種類のグループワークプロジェクトを用意しており,ひと通り問題の分析から事業の立案までの政策形成のステップを経験することになる。2つのプロジェクトともプレゼンテーションを課しており,自分たちの検討成果を他者に有効な形で伝えるスキルも身につけてもらう。毎年,上級生も参加する新歓合宿及びフィールドワーク合宿や各種イベントを企画しており,ゼミ内の人間関係を作る機会も作っている。ゼミの運営には,学生の主体的な参加が欠かせない。詳細は,学生と話し合いながら決めていきたい。

<到達目標/Goals,Aims>

 グループワークにおいて,学生が自分のポジションを見つけ,自分の意見を全体の意見につなげていく「議論のスキル」を身につけることが,演習Ⅰにおいて最も重視する到達目標である。また,インタビューをはじめとする情報収集の方法,各種政策分析の手法,事業立案の際に必要とされる知識などを習得するとともに,プレゼンテーションの機会を課すことで,自分たちの考えを的確に相手に伝え,理解してもらうレベルにまでコミュニケーション能力を高めることも目標である。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション(演習の進め方についての説明,自己紹介)  (授業時間外の学習/ Assignments) 地方自治制度に関する試験準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 政策研究の方法について簡単な講義・グループ分け  (授業時間外の学習/ Assignments) 地方自治制度に関する試験準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンソーシアムプロジェクトⅠ(現状分析)  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンソーシアムプロジェクトⅡ(制度設計)  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンソーシアムプロジェクトⅢ(論文執筆)  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンソーシアムプロジェクトⅣ(プレゼンリハーサル1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンソーシアムプロジェクトⅤ(プレゼンリハーサル2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンテストの振り返り  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アイディアプロジェクトⅠ(アイディアの洗い出し)  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) アイディアプロジェクトⅡ(アイディアの選定)  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) アイディアプロジェクトⅢ(アイディアの具体化)  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) アイディアプロジェクトⅣ(プレゼンテーション/講評)  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) グループワークの振り返り  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 個人研究の方法についての講義  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 演習Ⅱに向けて  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の演習に向けての準備 

 ゼミは,教員と学生が一緒に作っていくものである。積極的にゼミの授業やイベントに参加し,ゼミを盛り上げていく学生を歓迎する。サークルと同じように,上級生・下級生のつながりを大切にしたいと考えている。そのために,いろいろ企画していって欲しいと思う。 
 おそらく,演習時間内では課せられた作業を完了することは難しい。時間外に自主的に集合して,次回の演習に向けて十分準備をしておく必要がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  20%  ゼミは出席が原則である。3回欠席したら,自動的に不合格になる。 
期末レポート・論文  20%  簡単な小論文を提出してもらう。 
クラスでの発表など  30%  個人報告について,内容はもとより,レジュメやプレゼンの質も評価の対象とする。 
クラスへの貢献度  30%  グループワークにおける貢献度とゼミ活動への貢献度を評価する。 

 
研究の内容とともに,ゼミ運営に積極的に協力してくれる学生には高い評価を与えたいと思う。

<テキスト/Textbook>

  特に指定しない。 

 

<参考文献/Reference Book>

  研究内容に応じて,随時,参考文献を紹介していく。 

 

<備考/Remarks>

この演習を履修する以前に身につけておくことが望ましいスキル: 
■ 読解能力(日本語) 
□ 読解能力(英語) 
□ 作文能力(日本語) 
□ 作文能力(英語) 
■ プレゼンテーション能力(日本語) 
□ プレゼンテーション能力(英語) 
■ 調査能力 
□ 統計分析能力 
■ 政策(企画)立案能力 
□(        担当者自由記述欄) 
 

 

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