シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10700101-008 

△演習Ⅰ-8 (環境経済学入門)
Seminar I-8 -Introduction to Environmental Economics-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  川上 敏和

<概要/Course Content Summary>

 本演習では,政策や経済問題を考えるための経済学の基礎を養う。本年度は,環境問題を具体的なテーマとする予定である。英語のテキストを用いて,輪読をしながら,環境問題の幅広い知識を得ながら経済学の基礎的な考え方を習得する。加えて,環境問題にどのように対処すればいいのかについて考えるために,簡単なフィールドワークを行う。一般に広く提起されている環境悪化を食い止める既存の対策とは異なり,環境悪化が進むことを前提として,我々にできることをフィールドワークでは考えてみたい。

<到達目標/Goals,Aims>

 経済学の基本的な考え方を具体的な問題に即して理解できるようになることが第1の目標である。次に,環境問題について広く知ることが2番目の目標である。さらに,環境問題についての知識や経済学の理屈を踏まえて,フィールドワークを体験して貰うことが3番目の目標になる。最後に,英語の教科書を読むことを通じて,英語を文法や構文を踏まえて読めるようになり,さらにその延長として,きちんとした英文が書けるようになることが4番目の目標である。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストの予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 経済学の考え方  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第1章の予習・復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 効率性と選択  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第2章の予習・復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 市場の失敗  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第3章の予習・復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 政府の役割  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第4章の予習・復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) トレードオフと経済  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第5章の予習・復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 環境の質  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第6章の予習・復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) エネルギー  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第7章の予習・復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 持続可能性  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第8章の予習・復習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 人口,貧困,経済成長  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第9章の予習・復習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 生物多様性とその評価  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第10章の予習・復習 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 国際的な問題とグローバルな問題  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第11章の予習・復習 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 環境政策の展望  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第12章の予習・復習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 自然資源管理  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト第13章の予習・復習 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 全体の復習 

受講者と相談の上,内容を変更する可能性がある。また,フィールドワークについてはサブゼミ形式で実施する。サブゼミの概要については,ゼミの説明会等で説明を行う予定でいる。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  60%  テキストを予習しているか。テキストの理解が十分なされているかを判断基準とする。 
クラスで発表など  20%  丁寧な準備が望ましい。 
クラスへの貢献度  20%  自分が担当ではない箇所での質問を歓迎する。 

<テキスト/Textbook>

DAVID A. ANDERSON  『ENVIRONMENTAL ECONOMICS AND NATURAL RESOURCE MANAGEMENT』 (ROUTLEDGE、2019)

 

受講生と相談の上,テキストは変更することがある。またテキストはこちらで準備するので購入の必要はない。

<参考文献/Reference Book>

岸 由二  『「流域地図」の作り方-川から地球を考える -』(筑摩書房、2013)
 

 

 

<備考/Remarks>

この演習を履修する以前に身につけておくことが望ましいスキル: 
■ 読解能力(日本語) 
■ 読解能力(英語) 
□ 作文能力(日本語) 
□ 作文能力(英語) 
□ プレゼンテーション能力(日本語) 
□ プレゼンテーション能力(英語) 
□ 調査能力 
□ 統計分析能力 
□ 政策(企画)立案能力 
□(   ) 
 
 
 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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