シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10523601-012 

△外国書講読(英)-12
Readings in English Texts-12
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  鴋澤 歩

<概要/Course Content Summary>

 本「外国諸講読(英)」では,欧州の現代経済史をとりあつかいます。 
 20世紀経済史の定評あるテキストブックであるDerek H. ALDCROFT and Steven MOREWOOD, The European Economy since 1914 , 2013(5) や,現代ドイツ史(とくにナチス・ドイツ)に関する叙述のひとつの完成形ともいえるRichard Evans の The Third Reich 三部作などからの抜粋に触れることで,20世紀経済についてまとまったイメージを持つことが目的です。 
 1回以上の報告(指定テキストを利用しての簡単な説明とコメント)を中心に採点します。 
 

<到達目標/Goals,Aims>

*ある程度まとまった量(今回は残念ながら「多読」とかいうほどではありませんが)の英文読解をつづけることで,基礎的な英語読解力を維持強化できる。外国語はなにかのかたちで触れる機会を持ち続けなければ,以前マスターしていたはずのことまで忘れてしまいます。 
*経済史学という学問分野の最前線で何がおこなわれているのかについて,学部大学生の標準レベルを超えた知識水準に至れる。進学等を考えるひとには目安になります。 
*グローバル化が進んできた現代経済の根幹である近現代欧米の経済について,正確な知識を得ることができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1  (内容/ Contents) 導入― テキストの紹介/授業進行の計画  (授業時間外の学習/ Assignments) 参考書に目を通す。(1時間) 
(実施回/ Week) 2  (内容/ Contents) 講義 第二次世界大戦期の経済について  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストコピーを読んでおく。各段落に何が書いてあるかを把握してくること。(1時間) 
(実施回/ Week) 3  (内容/ Contents) 導入的説明・輪読  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 4  (内容/ Contents) 輪読  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 / ミニ報告の準備をする場合も 
(実施回/ Week) 5  (内容/ Contents) 輪読 またはミニ報告  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 6  (内容/ Contents) 輪読 またはミニ報告 / 新テキストコピーの入手  (授業時間外の学習/ Assignments) 新テキストコピー全体に目を通す。自分の報告担当個所・日程について心づもりを作ってくる。(1時間) 
(実施回/ Week) 7  (内容/ Contents) 輪読 またはミニ報告 / 報告担当個所・日程の相談(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストコピーを読んでおく。各段落に何が書いてあるかを把握してくること。自分の報告担当個所・日程について心づもりを作ってくる。(1時間) 
(実施回/ Week) 8  (内容/ Contents) 輪読つづき /導入的説明 /報告担当個所・日程の相談(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) テキストコピーを読んでおく。各段落に何が書いてあるかを把握してくること。(1時間) 
(実施回/ Week) 9  (内容/ Contents) 導入的説明   (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 / 参考書該当箇所に目を通す。 報告者は報告準備 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 各自担当個所の報告  (授業時間外の学習/ Assignments) 報告者は報告準備。(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 全体討論  (授業時間外の学習/ Assignments) 報告時の配布物全体を読み直す(1時間) 

オンラインによるゼミナール形式で実施します。ZOOMを利用する予定ですが,大学の推奨する別媒体に変更する場合もあります。 
参加者は毎回出席し,テキストの一部分の和訳や内容の紹介など,毎回1回は発言を求められます。 
授業の進行に応じて,まとまった分量を担当し,レジュメを作成のうえで報告して貰います。 
授業計画(誰がいつ何を報告するか)は授業進行に応じて,受講者と相談のうえ決定します。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%  レポーター回以外にも「出席」すること。 
クラスで発表など  60%   

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
23 52.2 39.1 4.3 0.0 4.3 0.0 3.3

<テキスト/Textbook>

Derek H. ALDCROFT and Steven MOREWOOD ,  The European Economy since 1914 ,  5 .   (Routledge, 2013) .  ISBN:978-0-415-43889-6  テキストはこれ以外にも適宜本を選んで使用する。該当箇所をファイル配布予定。 

 

テキスト入手については授業初回時に説明します。

<参考文献/Reference Book>

ばん澤 歩  『鉄道人とナチス-ドイツ国鉄総裁ユリウス・ドルプミュラーの二十世紀-』1 (国書刊行会、2018)
 

ばん澤 歩  『鉄道のドイツ史』1 (中公新書、2020)ISBN:9784121025838 
 

 

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