シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△ビジネス・リサーチ
Introduction to Business Research
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  佐藤 郁哉

<概要/Course Content Summary>

 経営現象や企業組織等を対象とするビジネス・リサーチの発想と主要技法のエッセンスについて学んでいく。 
 社会現象に関する的確な情報と深い洞察をもたらしてくれる筋の良いリサーチと,基本的なルールすら守られていない「筋の悪いリサーチ」とをどのようにして見きわめていくか,という点について,具体的な事例の検討を通して学んでいくことを目指す。

<到達目標/Goals,Aims>

 各種の調査報告書・論文及びそれらの中に盛り込まれている情報の質を的確に見きわめることが出来る,基本的な「リサーチ・リテラシー」を身につけていていくことを目指す。これは,取りも直さず,調査情報の「賢い」消費者・生産者・発注者になるための基本的な知識とコツについて学んでいく,ということでもある。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1.  (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習 
(実施回/ Week) 2.  (内容/ Contents) 何(誰)のためのリサーチ,何のための調査レポート? 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
(実施回/ Week) 3.  (内容/ Contents) 漸次構造化アプローチ  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
(実施回/ Week) 4.  (内容/ Contents) 問いを育てる・仮説をきたえる  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
(実施回/ Week) 5.  (内容/ Contents) リサーチ・デザイン:理論・概念・事例ー変数マトリクスを中心にして  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
(実施回/ Week) 6.  (内容/ Contents) サンプリング:標本調査のサイエンス&アート  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
(実施回/ Week) 7.  (内容/ Contents) 測定:数字で語る技法と作法  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
(実施回/ Week) 8.  (内容/ Contents) 実験法:因果推論をきわめる  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
(実施回/ Week) 9.  (内容/ Contents) サーベイ:研ぎ澄まされた言葉で社会的現実を切り取る 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
(実施回/ Week) 10.  (内容/ Contents) 現場観察とインタビュー 
 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
(実施回/ Week) 11.  (内容/ Contents) 既存資料:記録の真贋と質を見きわめる  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
(実施回/ Week) 12.  (内容/ Contents) 定性的調査と定量的調査とは?  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
(実施回/ Week) 13.  (内容/ Contents) 報告書をまとめる:知ることから報せることへ  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト該当箇所(講義内で順次指定する) 
 
 
(実施回/ Week) 14.  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習 
(実施回/ Week) 15.  (内容/ Contents) 講評  (授業時間外の学習/ Assignments) 総合的復習 

受講生と協議の上,授業計画が変更になる可能性があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

中間レポート試験  30%   
期末レポート試験・論文  70%  基本的な知識を習得し,それを的確に伝えることができるようになったことを評価します。 

中間試験には期末試験にとっての予行演習的な意味合いもあります。毎回の講義を注意深く視聴し理解しておくことが学習およびその最終的な結果としての単位修得にとっては大切です。なお,レポート形式の場合,出典が明記してあったとしても,ウェブ情報等の「コピー&ペースト」は厳禁です。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
55 54.5 7.3 1.8 3.6 32.7 0.0 2.5

<テキスト/Textbook>

佐藤郁哉  『ビジネスリサーチ(仮)』 (東洋経済新報社、2021(予定)) ★重要な変更点(2020年8月):諸般の事情から上記書籍の刊行が遅れているため,同書に所収される予定の図版や原稿の一部をe-classに掲示することによって基本的な教材(テキスト)とする。 

 

 

 

<参考文献/Reference Book>

佐藤郁哉  『社会調査の考え方(上)(下)』(東京大学出版会、2015)
 

 

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