シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10523009 

△組織行動論
Organizational Behavior
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  瓜生原 葉子

<概要/Course Content Summary>

 経営学を実践する組織は,企業だけではなく,例えば,特定非営利活動法人,大学,皆さんが関わる部活動など多様です。そして,ヒトは,なんらかの組織に所属し,仕事をはじめ,様々な活動を行っています。ヒトはどうして働き,頑張る気になるのか,どういうキャリアを歩めばよいのか,プロ意識をどうやって高めるのか,高業績をあげるヒトにはどんな特徴があるのか,強いチームをどうつくるのか,リーダーシップをいかにとるべきか・・・この授業では,このような問いへの答えを探りながら,組織の中のヒトの生き方,働き方を考え,いきいきと活動するための視点を提供します。 
 まず,個人,グループ,組織システムレベルの理論を体系的に学習することで,既に様々な経験をされている皆さんの「経験知」が「理論知」と融合する支援を行います。次に,毎回,クラス・グループ討議をとおして,皆さんの組織と立場でどうすれば良いのかを考える機会を作ります。また,グローバル企業で長年マネジメントを務めた講師の実経験を随所に散りばめ,授業に参画することが実践に役立つようなガイドをします。

<到達目標/Goals,Aims>

組織における人間行動を深く知り,組織マネジメントの基本の習得を目指します。そのうえで,組織のダイナミクスに影響を及ぼすことのできる実践的な能力の獲得を目指します。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ガイダンス,組織行動学への招待  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) キャリアをデザインする(1)プロフェッショナルのキャリア  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) キャリアをデザインする(2) キャリアアンカー  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) キャリアをデザインする(3)これからの人生設計  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) モチベーションとは何か  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 働きがいのある仕事を創る  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) プロフェッショナリズムを醸成して成果に導く  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 信頼を築く  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 効果的な交渉を行う  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 優れたチームをつくる  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 自分らしいリーダーシップを発揮する  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 組織変革とリーダーシップ  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) トップマネジメントに必要なリーダーシップ  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 倫理的組織文化の醸成  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習,課題の準備 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) ピアレビュー,総括  (授業時間外の学習/ Assignments)  

1)本授業の内容は,ヒトの行動について考えますので,毎回,学んだことをアウトプットします。したがって,授業における積極的な参画,授業の学びが身についているかどうかを重視します。 
2)授業の進行状況,および受講生の理解度に応じて変更する場合がありますので,注意してください。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(グループワーク,クラス討議への貢献度,授業中の課題)  60%  互いの知の向上への積極的な参画を評価します 
期末レポート  40%  「経験知」と「理論知」と融合ができているかを評価します 

レポートの評価 
・講義から得られた知識を基に自らの考えを論述できているか,オリジナリティ 
・論理的に記述できているか 
・実践に役立つように記述されているか 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
294 62.6 11.9 5.4 3.4 16.7 0.0 3.0

<テキスト/Textbook>

スティーブン・P・ロビンスン(高木晴夫 訳)  『組織行動のマネジメント新版』 (タイヤモンド社、2009) ISBN:978-4478004593 

 

オリジナルの配布資料を用意します。

<参考文献/Reference Book>

瓜生原葉子  『医療の組織イノベーション-プロフェッショナリズムが移植医療を動かす-』(中央経済社、2012)ISBN:978-4502692208 
 

上林憲雄(編者)  『人的資源管理』(中央経済社、2016)ISBN:9789-4-502-19681-8 
 

その他,必要に応じて講義の際に紹介します。

<備考/Remarks>

e-classを多用します。また,組織行動をどのように把握するのかを学ぶため,複数回の質問票調査なども実施します。あらかじめご了承ください。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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