シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10523007 

△企業と女性
Women Workers in Private Firms
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  中村 艶子

<概要/Course Content Summary>

働きやすい社会づくりが世界規模で討議されている。女性の労働力率も高まり,女性の社会進出は顕著となり,男女協働で社会を築く時代となっている。また,職場におけるグローバル化も進展している。しかしながら,国際水準からの見解では改善点は少なくない。本コースでは,ジェンダー的視点および国際的観点から企業における女性労働の課題を考察する。授業では企業その他でのキャリアを有する担当者の講義やゲストの講義をとおして職場の現状を把握し,毎時,できる限りそのトピックについて討論や意見交換を行う。そのため,積極的な態度と授業貢献を重視する。評価は中間テストとレポートを中心として行う。

<到達目標/Goals,Aims>

ジェンダー視点および国際的観点から企業における労働に対する考察を行うことができるようになる。男女協働できる社会構築のために必要な法的制度,企業内制度およびキャリア形成について理解を深めることができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1 9/30  (内容/ Contents) コース概要説明 ガイダンスはZoomで行う。  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容について予習・復習 
レポートリサーチ開始(1時間) 
(実施回/ Week) 2 10/7  (内容/ Contents) 企業とキャリアビジョン1(ゲストスピーカーを予定:株式会社マイナビ様)Zoom  (授業時間外の学習/ Assignments) テキスト序章を読んで予習 
(1時間) 
(実施回/ Week) 3 10/14  (内容/ Contents) 企業とキャリアビジョン2(ゲストスピーカーを予定:トライ・アットリソース様)Zoom  (授業時間外の学習/ Assignments) 男女協働について予習(1時間) 
(実施回/ Week) 4 10/21  (内容/ Contents) 日本における男女協働 男女雇用機会均等法 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 男女協働・男女雇用機会均等法についてについて復習 
ワーク・ライフ・バランスについて予習(1時間) 
(実施回/ Week) 5 10/28  (内容/ Contents) ワーク・ライフ・バランス序章,プロジェクト説明      (授業時間外の学習/ Assignments) ワーク・ライフ・バランスの世界的動向について予習(1時間) 
(実施回/ Week) 6 11/4  (内容/ Contents) ワーク・ライフ・バランスの世界的動向(第2章)  (授業時間外の学習/ Assignments) ワーク・ライフ・バランスの実態について予習(1時間) 
(実施回/ Week) 7 11/11  (内容/ Contents) グローバル人材(ゲストスピーカーを予定:企業変革創造様)Zoom  (授業時間外の学習/ Assignments) 女性活躍推進について予習(1時間) 
(実施回/ Week) 8 11/18  (内容/ Contents) ワーク・ライフ・バランスの実態(第7章) 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) グローバル人材について予習(1時間) 
(実施回/ Week) 9 11/25  (内容/ Contents) 女性活躍推進 レポートおよびプロジェクトについて Q&A Zoom  (授業時間外の学習/ Assignments) ここまでの復習(1時間) 
(実施回/ Week) 10 12/2  (内容/ Contents) レビューおよび中間評価 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) プロジェクトについて予習 
レポート作成(1時間) 
(実施回/ Week) 11 12/9  (内容/ Contents) プロジェクト 女性が企業で活躍するために Zoom  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート作成(1時間)レポート作成(1時間) 
(実施回/ Week) 12 12/16  (内容/ Contents) プロジェクト 女性が企業で活躍するために Zoom  (授業時間外の学習/ Assignments) 男女共同参画について予習 
レポート作成(1時間) 
(実施回/ Week) 13 1/6  (内容/ Contents) 男女共同参画 Zoom  (授業時間外の学習/ Assignments) 男女共同参画について復習 
レポート最終確認(提出開始可)(1時間) 
(実施回/ Week) 14 1/13  (内容/ Contents) Special Topic グローバル時代の就業 Zoom  (授業時間外の学習/ Assignments) これまでの復習(1時間) 
レポート提出(1/13)締切 
(実施回/ Week) 15 1/20  (内容/ Contents) 総括 自己評価記入  (授業時間外の学習/ Assignments) これまでの復習(1時間) 

・第1回の講義(Zoom)で今後の講義方法や評価方法を説明するので必ず参加すること。 
・ゲストスピーカーをお招きする予定である。その際には授業内で内容をまとめ,e-classで指定された時までに提出する。ゲストのご都合により,予定変更となる可能性がある。 
・授業の進捗具合等により,受講者と相談の結果,授業計画を変更する可能性がある。 
・すべての連絡はDUETやe-classにて行うので,こまめに確認すること。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  10%  授業貢献(授業時の発表・発言)を重視する。プロジェクト発表の場を設ける。遅刻厳禁。 
テキストレポート  10%  テキストの2章および7章を予習してe-classに授業時までに提出する 
中間レポート試験  20%  授業内容についてテキストを参考にしてレポート試験を行う 
期末レポート試験  30%  与えられたテーマについてリサーチを行い,レポートを作成する 。備考欄参照。期限厳守。 
小レポート  30%  ゲストの講義内容と見解についてまとめる(e-classで提出) 

コロナ禍によりZoomで授業を行う。出欠は取らないが,重要な点や試験,レポートに関する指示はすべて授業で行う。積極的な発言,発信を奨励する。遅刻厳禁。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
167 31.1 29.9 8.4 0.6 29.9 0.0 2.3

<テキスト/Textbook>

平澤克彦他  『ワーク・ライフ・バランスと経営学-男女共同参画に向けた人間的な働き方改革-』 (ミネルヴァ書房、2017) ISBN:978-4-623-08140-0 

 

  講義,および中間レポートで必要。必ず入手し関連章を読んで授業に臨むこと。 

 

<参考文献/Reference Book>

守屋・中村・橋場  『価値創発(EVP)時代の人的資源管理-Industry 4.0の新しい働き方・働かせ方-』(ミネルヴァ書房、2018)ISBN:978-4-623-08415-9 
 

<備考/Remarks>

・上述の授業システムは授業計画同様,受講生からの要望やITシステムを鑑みて,途中で変更する場合がある。その場合もDUETやe-classにて周知するので,こまめに確認すること。 
・質問はe-classで行う。授業内容については授業中に回答する。 
・Zoom形式(ゲストスピーカーおよびプロジェクト発表等)は原則全て録画する。これは授業内における発言・質問を成績に反映する際の証拠としてであり,私的利用・無断でのアップロードは決して行わない。加えて,Zoom内での発言者は名前を表明(アカウント名を漢字フルネームに変更・コメント前に名前を名乗る)してもらう。 
 
 
特記事項 【レポート内容】A4 用紙に 40 字×40 行(1600字)で計 4 枚以上(図表,出典,注を含む)。 
 
働く女性*にインタビューを行い, 女性が企業で活躍するための施策,サポートについて約1ページでまとめる。また,以下の2-4の内容についてリサーチをしてまとめる(以下の項目について1ページにつき,1項目ずつ記入)。  
 
1)働く女性へインタビューを行い,インタビュー対象者が働き始めてからの職場や社会の変化をまとめる。 特に男女間の差異, 働き方, 意識, および職場の制度がどのように変わったか。 
 
以下の(2)-(4)はインタビューではなく,自分がリサーチした内容をまとめる。 
2)仕事と生活の両立支援を行う企業のケースと,女性登用の方策を調べてまとめる。その出典を明記すること。それについてのコメントを加える。  
3)『ワークライフバランスと経営学』の第2章・第7章以外から関心のある1章を選び,設問を含めてまとめる。  
4)自分が働きたいと思う職場での自分の将来のキャリア形成について。 
*既にこの課題でインタビューを受けている人は対象から除く。 他の人との重複を避けること。 
 
レポートはe-classで提出する。≪締切厳守≫いかなる理由(病欠,忌引き,試合,公欠,その他)があっても,期限を過ぎたレポートは受け付られないので前もって準備すること。 
 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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