シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△国際電子商取引論
International Electronic Commerce
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  長沼 健

<概要/Course Content Summary>

近年,インターネットの普及により,電子商取引が私たち消費者の身近になりつつあります。例えば,ウェブサイトから本やDVDを購入する行為や,音楽配信サイトで音楽を購入するといった行為も電子商取引になります。皆さんの中には,これらを実際に利用して,その便利さを体験した人も多いのではないでしょうか。電子商取引は,消費者行動の水準を高め,企業の経済活動を効率化・活性化させると期待されています。 
しかし,国際間の電子商取引(国際電子商取引)には,各国の法律,条約や国際規則,各地域固有の商慣習などといった国際取引特有の問題が存在し,それらが円滑な国際電子商取引を実施していく上で阻害する要因となっています。そこで,本講義では,国際電子商取引の基本的構造を理解した上でそれらの問題点やその対策に関する考察を深めていきます。特に,(国際商取引の商流・物流・金流の動きを示している)国際運送書類の動向と電子化に関する最新の話題を重点的に取り上げます。講義の方法としては,授業中に配布するプリントとパワーポイントを用いて講義します。

<到達目標/Goals,Aims>

国際電子商取引に関する基本的知識を修得し,国際電子商取引の役割と機能について体系的に理解することができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (1)  (内容/ Contents) オリエンテーション 授業の進め方  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。 
(実施回/ Week) (2)  (内容/ Contents) 国際電子商取引の概要  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (3)  (内容/ Contents) 国際電子商取引における申込みと承諾  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (4)  (内容/ Contents) 国際電子商取引における契約の成立時期1(電子メールによる契約の成立)  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (5)  (内容/ Contents) 国際電子商取引における契約の成立時期2(ウェブサイトによる契約の成立)  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (6)  (内容/ Contents) 国際電子商取引(B2C,C2C,B2G)の実際  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (7)  (内容/ Contents) 国際電子商取引(B2B)の実際1(eマーケットプレイスの現状と問題点)  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (8)  (内容/ Contents) 国際電子商取引(B2B)の実際2(運送書類の現状と電子運送書類が求められる背景)  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (9)  (内容/ Contents) 国際電子商取引(B2B)の実際3(電子運送書類の現状)  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (10)  (内容/ Contents) 国際電子商取引(B2B)の実際4(電子運送書類の普及理論)  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (11)  (内容/ Contents) 国際電子商取引(B2B)の実際5(電子運送書類の課題)  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (12)  (内容/ Contents) 国際電子商取引と決済  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書を読んで予習する。配布資料を確認して復習する。 
(実施回/ Week) (13)  (内容/ Contents) 国際電子商取引の今後の展望  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書および配布資料を熟読して復習する。 
(実施回/ Week) (14)  (内容/ Contents) 授業内評価 及び総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書および配布資料を熟読して復習する。 
(実施回/ Week) (15)  (内容/ Contents) 講評  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書および配布資料を熟読して復習する。 

授業計画が変わる可能性があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

小レポート  10%  授業で小レポートを作成し提出してもらいます。 
中間レポート  40%  年に一回中間レポートを提出してもらいます。 
期末試験  50%  期末試験を実施します。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
336 45.5 27.7 11.3 6.0 9.5 0.0 2.9

<テキスト/Textbook>

長沼健  『国際運送書類の歴史的変遷と電子化への潮流』 (文眞堂、2015) 毎回の授業で講義資料も配布します。 

 

<参考文献/Reference Book>

亀田尚己編  『現代国際商取引-よくわかる理論と実務-』(文眞堂、2013)
 

 

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