2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

2020年初頭からの世界的な新型コロナウィルス感染症の拡大により，国内外における観光需要は一時的に消滅しました。しかしそれ以前には，国境を越えて旅行する人の数は国連世界観光機関の推計によると2019年に15億人であり，日本を訪れる外国人旅行者数も3188万人と過去最高を更新しました。特に近年の日本においては外国人旅行者の来訪による経済の活性化への期待が大きく，政府は訪日外国人旅行者数を2030年には6000万人へと増加させるという目標を掲げ続けています。特効薬あるいはワクチンが開発されてコロナ禍が着実に落ち着きを見せるようになれば，それまで抑制されていた国際観光需要が急激に回復する可能性は大いにあります。　
この講義では，このような大規模な社会的現象である観光について，商学的な観点から取り上げます。　
なお，2018年度・2019年度の担当者と今年度の担当者は異なるので，注意してください。　

＜到達目標/Goals,Aims＞

1. 現代における観光という現象の大きさを知り，その影響について客観的および俯瞰的に捉えることができるようになる。　
2. 観光旅行の動機と知覚リスクを含めた観光行動の心理的メカニズムについて理解し，理論をふまえた説明ができるようになる。　

＜授業計画/Schedule＞

進行状況等に応じて，変更する場合があります。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

＜備考/Remarks＞

・授業日の午前９時までに授業で使用するスライドをまとめたレジュメと授業動画のURLをe-classにアップロードします。（限定公開のURLなので，不特定多数の人が目にする可能性があるSNSなどに貼らないように。）　
・毎回の授業内容に関連する課題や，質問や感想などを記入するフォームをOffice 365のFormsにて作成しますので，回答してください。（記入する内容を考えたり記入作業をする時間も，授業時間の一部と考えています。1回につき，3点を上限として加点します（x13回）。記入された内容については2週後の授業動画内で紹介することがあります。動画配信方式の授業ではみなさんからの反応がわからないので，ぜひ積極的に回答してください。）