＜概要/Course Content Summary＞
マクロ経済の変動（一国の景気循環や経済成長）を理解するための基礎知識を中心内容とする講義である。講義は3部形式で行う。第1部は，経済変動を理解するために不可欠となるマクロ経済学の基礎を扱う（第１～５回）。第2部では，経済成長理論および景気循環理論の基本モデルを取り上げる（第６～13回）。第3部では応用的な内容のトピックスを取り上げる（第14回）。講義は「経済学」および「マクロ経済学」の知識を前提にするが，講義の中でそれらについて随時復習する。実物経済の変動の理論的説明が中心であり，金融的な側面は扱わない。また統計データについては必要最小限で参照する。
キーワード：景気循環，経済成長，マクロ経済学，不確実性，貨幣
＜到達目標/Goals,Aims＞
経済変動の基本的メカニズムを論理的に理解し，自分なりの景気の読み方ができるようになることを目指す。
＜授業計画/Schedule＞
（実施回/
Week）
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（内容/
Contents）
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（授業時間外の学習/
Assignments）
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（実施回/ Week）
1
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（内容/ Contents）
序論 経済変動とは
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（授業時間外の学習/ Assignments）
日本経済のここ20年ほどの動きについての主要なマクロ・データを政府のwebsiteなどでチェックしておくこと。
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（実施回/ Week）
2
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（内容/ Contents）
資本主義経済の再生産構造
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（授業時間外の学習/ Assignments）
『入門経済学』の第2章の第2節および第3章の第2節を復習しておくこと。
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（実施回/ Week）
3
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（内容/ Contents）
投資と貯蓄の一致と経済活動水準
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（授業時間外の学習/ Assignments）
マクロ的経済循環，および有効需要の原理について調べておく。
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（実施回/ Week）
4
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（内容/ Contents）
不確実性，期待，貨幣
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（授業時間外の学習/ Assignments）
貨幣の本質とは何か，またその機能について調べておく。
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（実施回/ Week）
5
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（内容/ Contents）
投資の決定因
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（授業時間外の学習/ Assignments）
マクロ経済学の投資の理論について復習しておくこと。
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（実施回/ Week）
6
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（内容/ Contents）
経済成長の不安定性
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（授業時間外の学習/ Assignments）
配布資料の該当部分を熟読しておくこと。
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（実施回/ Week）
7
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（内容/ Contents）
市場と経済成長
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（授業時間外の学習/ Assignments）
生産関数，限界生産力説について調べておく。
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（実施回/ Week）
8
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（内容/ Contents）
中間総括
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（授業時間外の学習/ Assignments）
これまでの内容のまとめ，もしくは講義の進度調整。
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（実施回/ Week）
9
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（内容/ Contents）
景気循環の諸類型
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（授業時間外の学習/ Assignments）
設備循環に関する記事（景気動向指数や機械設備受注などの指標）を検索し読んでおくこと。
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（実施回/ Week）
10
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（内容/ Contents）
在庫循環の理論１
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（授業時間外の学習/ Assignments）
できれば2階の定差方程式の解法を予習しておくことが望ましい。
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（実施回/ Week）
11
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（内容/ Contents）
在庫循環の理論２
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（授業時間外の学習/ Assignments）
同上
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（実施回/ Week）
12
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（内容/ Contents）
設備循環の理論１
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（授業時間外の学習/ Assignments）
同上
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（実施回/ Week）
13
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（内容/ Contents）
設備循環の理論２
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（授業時間外の学習/ Assignments）
配布資料の該当部分を熟読しておくこと。
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（実施回/ Week）
14
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（内容/ Contents）
応用トピックス
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（授業時間外の学習/ Assignments）
配布資料の該当部分を熟読しておくこと。
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（実施回/ Week）
15
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（内容/ Contents）
授業内評価
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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受講生の関心や進度によって，授業計画が若干変更になる可能性がある。
＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞
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期末筆記試験
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100%
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基本的知識の確実性，記述の論理性
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丁寧な論述を心掛けること。題意に正面から取り組むこと。
＜成績評価結果/Results of assessment＞
成績評価の見方について/Notes for assessment
| 登録者数 |
成績評価（%) |
評点
平均値 |
備考
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| A |
B |
C |
D |
F |
他 |
| 13 |
15.4 |
38.5 |
7.7 |
0.0 |
38.5 |
0.0 |
1.9 |
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＜テキスト/Textbook＞
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森田雅憲 『経済変動論講義』コメント欄参照
講義資料はhttp://animus.doshisha.ac.jp/からダウンロードできる。このWebサイトから講義資料をダウンロードするためにはIDとパスワードが必要である。それらについては，初回の講義のときにアナウンスする。
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＜参考文献/Reference Book＞
＜参照ＵＲＬ/URL＞
＜備考/Remarks＞
◆関連科目
既に履修していることが望ましい科目：「経済学」，「マクロ経済学」
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