2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

財務会計は企業活動の成果および状況を数値情報に置き換え，株主，銀行（債権者），従業員といった利害関係者に伝達するプロセスということができる。つまり，企業が会計情報を発信し，利害関係者がそれを受信・利用するという関係が存在する。その際，会計情報は財務諸表の形で作成・公表される。本講義では，財務諸表作成の前提である複式簿記会計の知識を踏まえながら，財務会計をめぐる歴史的側面，国際的側面，そして会社法等の関連法制との関係を明らかにする。とりわけ，我が国の会計制度と類似性のあるドイツの会計制度・理論を素材に，財務会計をめぐる基本的知識を習得することを目指す。

＜到達目標/Goals,Aims＞

特にドイツ会計制度との比較を通じて，日本の財務会計制度に関わる基本的知識，そして会計の国際的動向が把握できるようになる。

＜授業計画/Schedule＞

ネット配信授業への移行に伴い一部変更の可能性あり（第一回目の講義で説明）

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

指定されたレポートの論旨・提出期限・字数の順守

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

＜テキスト/Textbook＞

＜備考/Remarks＞

ネット配信授業に関わる講義資料の呈示，レポートの提出，連絡等はすべてe-classを通じて行います。