シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10403057-001 

△統計Ⅰ-1
StatisticsⅠ-1
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  佐竹 光彦

<概要/Course Content Summary>

ビッグデータに代表される利用可能な情報が爆発的に増大している現在,情報処理能力と解析能力が意思決定において重要となってきており,統計学の重要性は高まってきていると言える。文科系・理科系を問わず,統計学は専門的学問の基礎となっており,統計学の履修は専門的能力を養成する上でも必須となっている。このような重要性にも関わらず,「統計学は難解な学問」であるという印象を持っている学生も少なくない。本講義では,どのような考え方で統計的な推論がなされるのかについて,最も基礎的な内容を網羅しながら,分かり易い授業となるよう工夫しながら進める。

<到達目標/Goals,Aims>

到達目標は以下の通りである。 
1.記述統計の理解。 
2.標本理論に対する理解のもとでの,推定・検定の考え方の理解。 
3.推定・検定方法の基礎の理解。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 統計学とは  (授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 記述統計:データの中心,データの散らばり,発展したデータの代表値  (授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 2変数データの整理:散布図,共分散,相関係数  (授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 確率変数とその分布:離散確率変数と確率関数,連続確率変数と密度関数,分布の代表値(平均,期待値,分散) 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 正規分布,標準正規分布(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 正規分布,標準正規分布(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 標本分布:無作為抽出と無作為標本,標本平均の分布,標本分散の分布 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 標本分布(1):大数の法則,中心極限定理  (授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 標本分布(2):カイ2乗分布,t分布  (授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 推定(1):推定とは(点推定,区間推定) 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 推定(2):平均値の推定(母分散が既知) 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 推定(3):平均値の推定(母分散が未知) 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 検定(1):検定とは,平均値の検定(分散は既知) 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 検定(2):平均値の検定(分散は未知) 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 参考書該当箇所の予習と復習 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 期末試験準備 

受講生の理解をみて,内容を少し変更することがあります.

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  20%  複数回のクイズ(練習問題)を提出.要領についてはDUETによる連絡に注意すること. 
期末筆記試験  80%  統計学に関する的確な理解と応用力の確認. 
下記「備考」も確認すること. 

計算問題を正確に解答できるようにすること.標本理論を理解した上でなければ正確な解答を導くことができないので,注意すること.

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
463 24.6 20.5 16.0 12.7 26.1 0.0 2.0

<参考文献/Reference Book>

森棟公夫・照井伸彦・中川満・西野晴久・黒住英司  『『統計学』』改訂版 (有斐閣、2015)ISBN:978-4-641-05380-9 講義では,このテキストの該当箇所を中心に解説していく予定 
 

森棟公夫  『『統計学入門』』第2版 (新世社、2000)ISBN:4-88384-017-4 
 

<備考/Remarks>

授業の実施形式:ネット配信授業 
(YouTube動画による授業配信,e-classでの資料の配布) 
 
上記〈成績評価基準〉の期末筆記試験(80%)について, 
状況の変化により期末筆記試験(教室での試験)が実施できなくなった場合には, 
「オンラインによる計算問題等のクイズ」と「期末レポート課題」に変更する可能性がある. 
その場合「オンラインによる計算問題等のクイズ」と「期末レポート課題」を合わせて80%の配分とする. 
 

 

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