シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△知的財産法演習2
Intellectual Property Law Seminar 2
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  井関 涼子

<概要/Course Content Summary>

特許法の重要論点のうち高度な理解が要求されるテーマを取り上げ,裁判例及び学説の動向を分析し検討する。具体的には,発明の概念,医療に関する特許の問題,特許権の存続期間,侵害訴訟と特許無効審判の関係等を,判例研究を中心に扱う。 
なお,報告者には,報告回の前週にレジュメを配布してもらう。報告者以外の者は,これに基づいて予習をし,前週までに提示する課題について解答をまとめ,毎回提出してもらう。授業では積極的に意見や質問を発することを要する。 
受講者が学部において知的財産法Aを履修していることを前提とした内容であるので,履修していない者が受講を希望する場合は,予め担当者に相談されたい。また,他研究科生等の聴講も可能であるが,法律学の基本的考え方を学習済みであることを条件とする。 
なお,「知的財産法演習1」と合わせて履修することが望ましい。

<到達目標/Goals,Aims>

学生が,特許法の重要論点について理解を深め,未解決の問題に対しても,法の趣旨を踏まえて自分なりに論理的に考えられるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
 
(実施回/ Week) 第1・2回  (内容/ Contents) テーマの概説・担当テーマの決定  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第3~15回  (内容/ Contents) 分担テーマの研究報告と討論  (授業時間外の学習/ Assignments)  

授業時間外の学習として,報告担当の場合は,報告回の前週にレジュメを配布するため,研究,レジュメ作成の準備を要する。報告者以外の者は,レジュメに基づいて予習をし,前週までに提示する課題について解答をまとめ,毎回提出することに加え,授業で積極的に意見や質問を発するための準備をする。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  100%  毎回の授業に周到な準備をして臨み,報告回では真摯な報告をし,それ以外の回では課題の解答を毎回提出し,的確な意見表明や質問をしたか。 

<テキスト/Textbook>

  適宜指示する。 

 

<参考文献/Reference Book>

中山 信弘『特許法』第4版(弘文堂,2019) 
高林 龍『標準特許法』第6 版(有斐閣,2017) 
島並 良ほか 『特許法入門』 (有斐閣 2014) 
駒田 泰土ほか『知的財産法Ⅰ特許法』(有斐閣(ストゥディア)2014) 
茶園 成樹編 『特許法』第2版(有斐閣 2017) 
小泉 直樹ほか編『特許判例百選』第5版(有斐閣,2019) 
小泉 直樹=駒田 泰土編『知的財産法演習ノート』第4版(弘文堂,2017) 
『知的財産権法文集』(PATECH 企画,2019)

 

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