シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△民法演習Ⅲ2
Civil Law Seminar III 2
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  神谷 遊

<概要/Course Content Summary>

相続法の基本問題を取り上げ,従来の判例・学説の考え方と対比して最近の裁判例の動向を分析・検討する。具体的には,各回ごとに最近の裁判例(下級審も含む)を受講生に割り振って,従来の判例・学説との関係で対象裁判例の位置づけをしてもらうこととしたい。

<到達目標/Goals,Aims>

相続をめぐるトラブルについて,わが国における紛争の特徴,わが国相続法の沿革や制度趣旨を踏まえて,法的に評価し,妥当な解決に向けた考え方を提示できるようにする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
 
(実施回/ Week) 1.  (内容/ Contents) 相続資格の有無(相続の欠格・廃除,相続の承認・放棄を含む)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 2.  (内容/ Contents) 相続の効力(相続回復請求,遺産共有など)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 3.  (内容/ Contents) 遺産分割(特別受益,相続させる旨の遺言を含む)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 4.  (内容/ Contents) 相続と登記  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 5.  (内容/ Contents) 遺贈(遺言執行を含む)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 6.  (内容/ Contents) 遺留分  (授業時間外の学習/ Assignments)  

授業は15回行う。 
具体的に取り上げる裁判例は,受講生の意見も聴いたうえで決定するが,対象領域は,概ね上記のとおりである(各テーマ領域について1~3回程度をあてることを想定している)。 
なお,授業で扱うテーマについては,関連する裁判例の事案を把握し,何が論点であるかを予習しておくことが望まれる。 
 
*なお,授業は,原則として対面で実施する。ただし,今後の状況の推移により,一部または全部をオンラインで実施する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  100%  出席状況,報告内容,討論・質疑への参加等によって評価する。なお,事情によっては,小レポートの提出を求めることがある。 

<テキスト/Textbook>

  とくに指定しない。 

 

<参考文献/Reference Book>

  適宜指示する。 

 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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