<概要/Course Content Summary>
相続法の基本問題を取り上げ,従来の判例・学説の考え方と対比して最近の裁判例の動向を分析・検討する。具体的には,各回ごとに最近の裁判例(下級審も含む)を受講生に割り振って,従来の判例・学説との関係で対象裁判例の位置づけをしてもらうこととしたい。
<到達目標/Goals,Aims>
相続をめぐるトラブルについて,わが国における紛争の特徴,わが国相続法の沿革や制度趣旨を踏まえて,法的に評価し,妥当な解決に向けた考え方を提示できるようにする。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(実施回/ Week)
1.
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(内容/ Contents)
相続資格の有無(相続の欠格・廃除,相続の承認・放棄を含む)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
2.
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(内容/ Contents)
相続の効力(相続回復請求,遺産共有など)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
3.
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(内容/ Contents)
遺産分割(特別受益,相続させる旨の遺言を含む)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
4.
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(内容/ Contents)
相続と登記
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
5.
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(内容/ Contents)
遺贈(遺言執行を含む)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
6.
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(内容/ Contents)
遺留分
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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授業は15回行う。 具体的に取り上げる裁判例は,受講生の意見も聴いたうえで決定するが,対象領域は,概ね上記のとおりである(各テーマ領域について1~3回程度をあてることを想定している)。 なお,授業で扱うテーマについては,関連する裁判例の事案を把握し,何が論点であるかを予習しておくことが望まれる。 *なお,授業は,原則として対面で実施する。ただし,今後の状況の推移により,一部または全部をオンラインで実施する可能性がある。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点
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100%
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出席状況,報告内容,討論・質疑への参加等によって評価する。なお,事情によっては,小レポートの提出を求めることがある。
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<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
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